2018.10.21

Modulo Drago CORSE がSUPER GT 2018第7戦 オートポリスGT300クラスで3位表彰台を獲得

2018年10月21日、SUPER GT Round 7 AUTOPOLIS GT 300km RACEの決勝がオートポリスで行われました。前日の予選は快晴の中気温15℃というコンディションで実施され、潟zンダアクセスがメインスポンサーをするModulo Drago CORSE 34号車(道上龍、大津弘樹)は、7番手で決勝へ進出しました。スタートドライバーは道上選手。17周目にマシンストップによるセーフティーカーが導入された後、26周目のドライバー交代までに順調に周回を重ね大津選手に交代しました。大津選手は安定したタイムで順位を上げ、48周目には4番手へ順位を上げました。レース終盤57周目には前のマシンをオーバーテイクし、3位でフィニッシュし今シーズン初めての表彰台を獲得しました。また、決勝で素晴らしい活躍をしたチームに送られる「J SPORTSベストパフォーマンス賞」を34号車Modulo Drago CORSEが獲得しました。

次回SUPER GT Round 8は11月10日(土)、11日(日)にツインリンクもてぎにて行われます。

引き続き応援よろしくお願いします。


ドライバー・監督コメント

道上龍選手
「スタート直後に3コーナーでアクシデントがありましたが、気をつけていたので巻き込まれることなく走行できたので安心しました。不安要素だったタイヤの問題が決勝で走ってみると予想していたより持ちが良く、状況が好転してくれていて良かったと思います。自分のペースを保ちながら、タイヤのマネージメントに重点を置いて走行しましたが、前方のマシンに突っかえてペースダウンをするより、ピットインを先にする選択をすることにし、大津選手に交代しました。前半に使用していたコンパウンドのタイヤの感触が良かったため、引き続き後半も同じコンパウンドのタイヤで走行することにしました。この大会で表彰台に登れると予想していなかった分、初めての表彰台という結果はとても嬉しいです。次に繋がるレースができました。最終戦まで引き続き応援よろしくお願いします。」

大津弘樹選手
「まず、表彰台に登れて本当に嬉しいです。僕だけの力ではもちろんなく、今シーズン色々あった中で、チームが諦めずに戦ってくれたおかげだと思います。決勝は作戦もベストな戦略でしたし、ピット作業も早くチーム一丸となって戦えたレースだと思います。僕が目指しているのやはり「優勝」なので、まだあと一戦残っている最終戦を、表彰台の一番高いところで迎えられるように引き続きがんばります。第7戦の応援ありがとうございました。」

チョン ヨンフン監督
「初めて走るサーキットだったのですが、色々なコンディションを予想してセッティングを持ち込みました。予選日の朝のフリー走行では思った通りにいかず、路面や気温の状況が原因でもあったのですが、周りのどのチームも苦戦していたようでした。予選に向けてセッティングを見直したのですが、思った通りに反映できませんでした。予選後にセッティングを見直し決勝前の20分間のフリー走行で試したのですが、なかなか納得のいく感触が得られず、決勝直前のグリッドで大幅にセッティングを変える賭けにでることにしました。リスクを背負った選択でしたが好転し、決勝のコンディションにうまく作用してくれました。タイヤもスタートタイヤは持たないのではないかと、道上選手がミニマムラップで走行し、残りを大津選手に走行してもらう予定でしたが、予想よりもタイヤの持ちがよくペースが落ちなかったことも幸いでした。後半戦になりマシンもシーズン序盤よりまとまってきた自信はあるので、今までのデータを元にノーウェイトでの最終戦に挑みたいと思います。」