OWNER'S  REPORT

あっくん さん

(20代/男性/愛媛県)
2010年2月21日 投稿
PCからの投稿
車種名:アコード
タイプ/グレード:24TL・SPORTS STYLE
購入年度:2009
[総合評価]
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アコードアコード
テーマ1 外観
まず良かったのは外観。雑誌等の写真では先代との見た目の差をあまり感じれなかったが、実物を見てとにかく「良くなった」と感激した。
比較的否定的に言われる事の多いサイズアップされたボディは、堂々とした風格をまといながらも一見クーペの様なスポーティさをも表現できた素晴しいデザインであり、デザイナーの力の入れようが感じ取れる。
大きく、線がよりはっきりしたグリルと細く切れのあるヘッドライトが印象的なフロントマスク。フロントからリアにかけて伸びるサイドラインはドアハンドルとのラインを合わせたシャープな演出になっている。
フェンダーも「なんとなく」な感じではなく、大きく堂々とアピールしている点も良い。単調でないリアデザインはツインサイレンサーと相まってほど良くメカニカルな雰囲気を醸し出しており、力強い「走り」を予感させる。
テーマ2 内装/居住性
先代との大きな違いが一番よく分かるのはインテリアかもしれない。ほど良い重みのドアを開けて感じたのは、新型の謳い文句でもある「上質感」。シート、インパネ、メーター類。どれをとっても先代を大きく上回る出来だとすぐに感じた。
インパネはカタログにもあるように確かに上質な質感を持ち、つい触れてみたくなる。センターから両サイドへ広がるシルバー調のパネルはシフトノブ付近で傾斜になっており、ここにも上質だけではないスポーティさがあった。
小さい部分では外周指針メーターはその視認性のよさ、先進性を含み、新型アコードを形作る大きな要素であるようにも感じた。
居住性も良好で、特にフロントシートは助手席とのショルダースペースが十分確保されており、ロングドライブでもリラックスした空間が保たれている。リアシートは広々とまではいかないが、リアベンチレーションも備えており、必要にして十分な空間となっている。
テーマ3 走行性能
これから新型アコードを購入しようと検討している人が一番気になるのが「走行性能」ではないだろうか。ボディサイズはかなりアップされたにも関わらず、搭載されているのは2.4Lのエンジン。私も気にはなっていたが、試乗の段階で「これで問題ない」という事が分かった。
低速でもトルクはしっかりあるし、高速でも十分。車体の大きさを忘れさせる動力性能がこのエンジンにはある。試乗から数分で車体の大きさを気にしなくなったのも事実である。
足回りは少し硬めのセッティングになっており、18インチでは好みが分かれるかもしれない。それでも高速安定性は群を抜いており、高速道路をこんなに快走したことはない。レーンチェンジもすんなり完了する。道路上の落下物に反応して急ハンドルを切ってしまった時も何事も無かったかの様に車体の挙動は収束した。VSAの働きもあったのかもしれない。
コーナリングGシフトやパドルシフトのおかげで意に沿った走行も楽しめる。今回もCVTではなく5ATだが、個人的にATの方が信頼性が高いのでこの辺りも良いと思える点である。
ご購入される前にこのクルマにどんなイメージをお持ちでしたか?デザイン、性能等で期待されていたことを含め、お聞かせください。
シビック以上インスパイア未満、軽快さと豪快さを併せ持つアコードは、今の自分の環境、年齢、ライフスタイルに素直に当てはまるクルマ…新型アコードにはそんなイメージを持ち、インテグラ、プレリュードと乗り継いできた私にとって、次は必ずオーナーになりたいと思わせる一台でした。