Accord Wagon
Accord Wagon  
 
投稿タイトル:「しっかりと造り込まれた性能」
simaumaさん 30代  (神奈川県在住) <2006年5月22日の投稿>
テーマ1:『スタイリング(外観/外装)』
2005年2月26日に納車された我がアコードワゴン・24Eプレミアムパッケージも納車後無事に1年が過ぎました。

購入検討時、ステーションワゴンとしてスタイリングで重視したのは「軽すぎず、重過ぎない」事。
「スポーティさ」を売りにしている車、「重厚さや高級感」を売りにしている車は沢山ありますが、この2つを上手くバランスさせている車は、とても少ない様な気がしていました。

アコードワゴンはセダンと同じ顔つきで、特に「目」の表情には”精悍さ”が感じられ非常に気に入っています。
スポーティーな表情を持ちながら、フォーマルな場面にも違和感なく溶け込めるスタイリングと、低く構えたボンネットからリアへ行くほど絞られ、伸びやかでいかにも空力の良さそうなシルエット。
私が思い描いていた「軽すぎず、重過ぎない」というイメージが、カタチとして絶妙にデザインされています。
先代から大きく変更されたリア回りは見切りも良く、余計な装飾も無くスッキリとリファインされ、ワゴンとしての基本性能の1つである「積載性」へも大きく貢献していると思います。

光の加減で違う色の車かと思うほどの変化を見せるインディゴブルー・パールの外装色は、近くに展示車や試乗車が無く、実車で確認出来ないままカタログだけで決めましたが非常に気に入りました。
またオプションで装着したルーフレールはシルバーのみの設定しか無く、全体のイメージはどうか心配でしたが、ボディーカラーと合わせて見ると、まるで欧州車のような落ち着いた高級感を感じさせてくれます。

取って付けた様な「スポーティーさ」や「重厚さや高級感」ではなく、それらをさりげなく感じさせる所がアコードワゴンのデザイン、スタイリングの良さだと思います。

娘たちや犬を連れて大自然の中へ遊びに行く時、ちょっと気取ったレストランに夫婦で出かける時、そして結婚式などのフォーマルな場へ出席する場面にも、アコードワゴンは似合うのではないでしょうか。
私はこれも、ステーションワゴンの大切な「性能」の一つだと思っています。
アコードワゴンには「スタイリングのマルチパーパス性」が十分備わっていると感じます。
洗練されたデザインとスタイリングはどんな場面にも良く似合い、空力まで含め、非常に良く考えられていると感心しました。

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テーマ2:『インテリア(車内空間)』
インテリアで真っ先に感じたのは質感の高さと出来の良さでした。
内装色にアイボリーを選択した事もあってか車内の雰囲気はとても明るく、各部のパネル類が木目調なのも手伝って、ゆったりと落ち着いた気持ちになります。
造り込みも非常に良いですね。

室内の静寂性はかなりのレベルだと思います。
前車では高速道路を走る時はオーディオのボリュームを2段くらいアップ、会話も普段より大きめな声を出さないと聞き取りにくい状態でした。
今ではオーディオの音量も変えず、リア席に座る娘たちとも普通に会話が出来ます。
ロードドノイズや風切り音、メカニカルノイズも良く抑えられていますが、運転していて楽しいのは心地よいHondaサウンド(エンジン音)は聞こえてくる事です。
それもメカノイズとしてでは無く、会話の邪魔をしない「心地の良い音」として。
不要な音はカットして、気持ちの良い音だけを聞かせるというこのセッティングは、車を運転しているんだという感覚があってとても気持ち良く、車好きな私には嬉しいです。

シートの作りも良いですね。
174cmの私でさえ包み込まれるような感覚のゆったりしたフロントシートで、運転席にはシュクラ製のランバーサポートが内蔵され、腰痛持ちの私には嬉しい装備です。
お陰でロングドライブでも全然腰が痛くなりません。
リアシートは車格から考えると足元スペースが若干狭いかな、とも思いますが他車に比べて狭いという訳ではなく、他車と同等の十分なスペースは確保されていると思います。
片手で操作出来るワンモーションリアシートは文字通り簡単にシートを畳め、非常に便利です。

ラゲッジルームは広く、床下や側面にも収納スペースが沢山あって使いやすいですね。
床下にはトノカバーを収納しておく場所もあり、荷物を積む時に邪魔になるトノカバーもスッキリ収納できて重宝しています。
通常使用での広さも十分で、犬連れでフリスビー大会やキャンプに出かける我が家ではその積載能力の高さから、持って行く物にも余裕が出来ました。
ワンモーションリアシートを倒せば大人2人が足を伸ばして寝られるスペースとなり、キャンプ等で急な大雨に見舞われた時などにも威力を発揮しそうです。

静かで明るく、リラックス出来るキャビンと積載能力の高いラゲッジスペース、ステーションワゴンとしての性能は群を抜いていると思います。

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テーマ3:『ドライビング(走り)』
走りに関しては、2つの魅力を持っていると思います。
1つはATモードで、その走りは非常に静かで滑らかです。
24Eは160馬力ですが、5速ATは良く制御されていてパワーの谷間を感じさせません。
変速ショックも殆んど無く、街中・高速ともスルスルと加速して行き、気付けば法定速度に達しています。
そこまでの室内は非常に静かで1クラス上のセダンの様です。
アクセルを踏み込めば即座に反応し、シフトアップが行われ、静かに、そして滑らかに加速します。
エアコン使用時でもその負荷を感じにくく、快適なキャビンを引っ張って行きます。
レギュラーガソリン仕様で燃費も良く、街中で9〜10km/L位、高速では13Km/L位と、2400ccとしては大変満足な数値です。

もう1つはSマチックを使ったマニュアルモードです。
箱根などの山道を走る時には、以前乗っていたマニュアル車を思い出す程で、心地よく車内に届くHondaサウンドと共に「自分で車を操っている」という感覚が味わえ、
運転していてとても楽しく気持ち良いですね。
ATの反応はシフトアップ時には多少のタイムラグがありますが、シフトダウン時は殆んど無く、エンジンブレーキとしても十分作用します。
完全マニュアルではないので信号で止まれば自動的に1速にシフトされるし、低速時にはノッキングを起こすような高いギアには入らないよう配慮されています。
カーブの多い上り坂などでは不要なシフトがされないのでとても走りやすく、下り坂ではエンジンブレーキを有効に使えて安全に走る事が出来ると思います。

足回りはしなやかに良く動きますね。
プレミアムパッケージは1520kgの車重がありますがロールも少なく、最初は硬めかな?と思った足回りは決して乗り心地がゴツゴツしている訳ではなくて、ふわふわとした感じが無くシッカリと車重を支え、しなやかに路面を捉えています。
荷物を積んでいてもヨレヨレ感は無く、4輪のディスクブレーキはガッチリと車を止めます。
ツーリングワゴンの「ゆったりとしたクルージング」とセダンの「キビキビした走り」。
両方を楽しめるマルチパーパス性が、ここでも発揮されています。

自分の中で選び抜いた車なので褒め言葉ばかりになってしまいましたが、決してHondaの関係者ではありません(笑)。

アコードワゴン、非常に良いパッケージングです。(^o^)b

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