(1)燃料ポンプのモーター収納ケースを支えるポンプフランジ部の嵌合力が不足しているため、段差走行などによる衝撃を受けると、フランジ部の嵌合が外れるものがある。 そのため、そのまま使用を続けると、モーター収納ケースが傾いて燃料通路のオーリングが外れ、燃料吐出圧力が低下して加速性が悪くなるおそれがある。
(2)エンジンと点火プラグキャップ周辺との隙間が狭いため、点火プラグが劣化してプラグギャップが拡大すると、プラグキャップ外周からエンジンに放電するものがある。 そのため、そのまま使用を続けると、点火プラグキャップに亀裂が生じ、低回転域での要求電圧を満たさないためエンジン不調となり、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがある。
(1)燃料ポンプを点検し、オーリングの外れがある場合は燃料ポンプを対策品と交換する。オーリングの外れがないものはフランジ部に専用の固定具を取り付ける。
(2)点火プラグキャップを対策品と交換する。
ダイレクトメール又は直接訪問にて通知する。
車名
|
型式
|
通称名
|
対象車の車台番号の
範囲及び製作期間 |
対象車の台数
|
備考
|
||||
ホンダ |
JBH-AA01 |
スーパーカブ50
プレスカブ50 |
AA01-1700030~AA01-1734740
平成19年8月22日~平成21年1月30日 |
34,711
|
|
||||
リトルカブ |
AA01-4000015~AA01-4009079
平成19年8月22日~平成21年1月28日 |
9,065
|
|
||||||
JBH-MD50
|
スーパーカブ |
MD50-2600012~MD50-2602438
平成20年10月7日~平成20年11月18日 |
2,427
|
(2)
|
|||||
JBH-TA03
|
ジャイロキャノピー |
TA03-1000035~TA03-1001535 |
1,499
|
(1) |
|||||
JBH-TD02
|
ジャイロX |
TD02-1000016~TD02-1001763
平成20年3月25日~平成20年11月7日 |
1,748
|
||||||
|
(計4)
|
(計6車種)
|
(製作期間の全体の範囲)
平成19年8月22日~平成21年1月30日 |
(計49,450) |
|