動力伝達装置(プロペラシャフト)
プロペラシャフトのヨークジョイント部において、ベアリング抜け防止のかしめ圧及びベアリングを保持するハウジングの形状が不適切なため、走行時の摩擦による熱や高い負荷によりベアリング内部が磨耗するものがあります。そのため、そのままの状態で走行を続けると、ヨークジョイント部が破損して、最悪の場合、走行不能となったり、プロペラシャフトがスイングアームと干渉し、リヤホイールがロックするおそれがあります。
プロペラシャフトを対策品に交換します。ただし、対策品の供給に時間を要することから、当面の暫定措置として、プロペラシャフトを点検し、ヨークジョイント部の作動不良が確認されたものについては、プロペラシャフトを新品に交換します。
・使用者:ダイレクトメール等で通知します。
・自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌に掲載します。
・改善実施済車には、車台番号付近にNo.3709のステッカーを貼付します。
車名
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型式
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通称名
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対象車の車台番号の
範囲及び製作期間 |
対象車の台数
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備考
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SC63-1000020~SC63-1001061
平成22年3月2日~平成22年12月9日 |
1,042
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SC63-1100001~SC63-1100326
平成23年1月20日~平成24年1月17日 |
326
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SC63-1200011~SC63-1200177
平成24年2月20日~平成24年10月31日 |
167
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SC63-1300001~SC63-1300206
平成24年11月6日~平成27年7月13日 |
206
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SC70-1000005~SC70-1000115
平成26年2月20日~平成27年9月2日 |
111
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(計2)
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(計2車種)
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(製作期間の全体の範囲)
平成22年3月2日~平成27年9月2日 |
(計1,852)
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