原動機(点火コイル)
1)点火コイル内部の電気ノイズを除去する雑防抵抗の構造が不適切なため、点火時の通電によるアーク放電により、当該抵抗端末部が断線するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、プラグシールが劣化して放電し、点火コイルの出力が不足してエンジン不調となり、エンジン警告灯が点灯し、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがあります。
2)点火コイル内部の電気ノイズを除去する雑防抵抗の構造が不適切なため、一定車速での走行時に大きなアクセルペダル操作を繰り返すと、点火時の通電によるアーク放電により、当該抵抗端末部が断線するものがあります。そのため、点火コイルの出力が不足してエンジン不調となり、エンジン警告灯が点灯するおそれがあります。また、点火時に発生するノイズによりエンジン制御コンピューターが正しく制御できず、エンジンが停止するおそれがあります。
1)点火コイルを対策品と交換するとともに、点火プラグを新品と交換します。
2)点火コイルを対策品と交換します。
・使用者:ダイレクトメールで通知します。
・自動車分解整備事業者: 使用者を全て把握していることから、周知のための措置は行いません。
・改善実施済車には、運転者席ドア開口部のドアストライカー付近にNo.3702のステッカーを貼付します。
車名
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型式
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通称名
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対象車の車台番号の
範囲及び製作期間 |
対象車の台数
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備考
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ホンダ
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DBA-JH1
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N-WGN CUSTOM
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JH1-2027713~JH1-2027717
平成26年9月1日 |
2
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2) |
DBA-JG1
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N-ONE
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JG1-1106523
平成26年8月4日 |
1
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1) | |
(計2)
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(計2車種)
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(製作期間の全体の範囲)
平成26年8月4日~平成26年9月1日 |
(計3)
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1)1 2)2 |