簡単にできて性能も充分!
空き缶アルコールストーブの作り方

空き缶で作るアルコールストーブ

材料は、500mlの空き缶ひとつ。超簡単にできて、性能も充分なアルコールストーブに早変わり! ただ、火を扱う道具なので、取り扱いには充分な注意が必要です。くれぐれも子どもには触らせないように、そして使い方を充分に習得してから現地に向かいましょう。

更新日:2012.05.10

取り扱い注意!(小さなお子さまには触れさせない)

材料
500mlのアルミ缶……1本
台所用のアルミテープ
アルコール
工具
マス目の付いた用紙
定規
セロハンテープ
ピン
缶切り
ホッチキス
ラジオペンチ
ハサミ
油性ペン
作業台(カッターを当ててもよい台)

つくり方

step.1

空き缶を切って、図のようなパーツに分けます。
・左(A)は缶の上部で、最初に缶切りで上面を取ってしまう。寸法は高さ4cm。
・中(B)は缶の中心部分で、円柱に縦に切り込みが入った状態。これも高さ4cm。
・右(C)は缶の下部で、底は抜かなくてよい。高さは3cm。
マス目の付いた工作用紙を切って缶に合わせて筒状にして、それをガイドとして油性ペンで印を付けるとやりやすいだろう

step.2

(A)の内側に(B)を入れ、内側の溝に合わせて巻く。それを再び取り出し、ホッチキスで止めて筒状にする

step.3

(B)の下部にハサミで切り込みを入れる。切り込みの長さは5mmほどで、へりに沿って1cm間隔くらいで入れる。さらにその部分を、ラジオペンチで内側に少し曲げておく。これは缶の下部にある溝に、この部品が上手く収めるための加工だ

step.4

(C)が(A)の内側に入るように、段を付けて少し絞る。ただしその際、下の1cmは曲げないこと。あとではめ込んだ時に、アルコールがそこから漏れないようにする

step.5

(A)の図の位置に、ピンで穴を開けていく。1cm間隔で開けるのが目安。マス目用紙で3cm幅の円柱を作り、それを当てて行なうと簡単だ。【STEP1】の切り離し前に穴を開けてもよい

step.6

(B)を(C)に入れ、(A)をかぶせる。上から手できっちり押し込んでいく。偏りがないように、垂直に押し込むこと。底の缶にシワができたら失敗なので、やり直してほしい。押し込みすぎて缶が曲がらないように注意し、かつ部品が底まで押し込まれるようにする

step.7

(A)と(C)の底部の境目に、アルミテープを適当な幅に切って巻く

完成

これで完成

使い方

アルコールを注ぎ、火を着ける。
アルコールは20ccもあれば、400ccの湯が沸くので、入れすぎないように。明るい場所ではアルコールの炎は見えにくいので注意が必要だ。
火を着けてしばらくすると横の穴から火が出るので、それを確認したらコッヘルなどを乗せて湯を沸かせばよい。火が穴に移らない場合は、少し吹いたりすると移りやすい。
なお、あまり大きなコッヘルを置かないように! 缶の口径に合ったコッヘルでないと、安定が悪い。また野外で使う場合は、風よけが必要。アルミフォイルなどを加工して、周囲を囲えるように工夫する。

最初のテストはフライパンの中などで行うと燃料漏れがあっても火事にならず安心だ。燃料用アルコールは薬局で手に入る。使う分だけペットボトルに移し替えて携行すれば軽く済む。コッヘルの中に入れて持ち運べばザックの中でも潰れない。