第３戦 サンマリノＧＰ
4月6日（木）曇りのち小雨
フランスではイタリア人のことを昔から、「アルプスの向こうの人々」と呼んだりします。あの大山脈を隔てた向こう側には、まったく違った世界が広がってるという、そんな気持ちだったのでしょう。ボローニャまでの空の旅の途中、アルプスをよっこらせと越える時に、そんな感慨を抱きました。
で、イモラサーキットに出かけてみると、なんだか色彩がくすんでいます。天気が悪いせいもあるんだろうけど、ポプラ並木がいつもの萌えるような新緑じゃない。そう、例年より1ヶ月早いサンマリノGPだからなんですね。
でもそのかわり、パドックの豪華さは頭がくらくらするくらい。オーストラリア、ブラジルと国際ドサ回りが続いたうっぷんを晴らすかのように、各チームがぴかぴかのニューモーターホームを登場させてます。それがみんな巨大。特にBMW。「BMW邸」って感じです。去年みんなびっくりしたベネトンが、貧弱に見えるくらい。でも個人的には、ちょっとやりすぎ、マーケティングに寄りすぎ、という感想を持ちました。
これは、前日水曜日です。パリは晴れてたのに、アルプス上空あたりから眼下は雲。
それでもこの時点ではまだ、ボローニャ地方は天気よかったのですが・・
木曜の定例会見には、ブラジルＧＰでの失格が確定したばかりのクルサード、そのおかげで2位に上がったフィジケラ、そしてチャンピオン街道爆走中のミハエル・シューマッハが出たために、大賑わい。
ベネトン（奥のブルー）の隣で周囲を圧するBMWウィリアムズ。
それに負けじとがんばる、同じゲルマンと化しつつあるマクラーレン・メルセデス。
ちなみにあの三ツ星マークは、夜になると光るのです（！）
サーキットにあるセルフサービスのレストラン。
でもさすがこのあたり食の都だけあって、セルフでもレベル高い！
野菜のひとつひとつに、ほんとに風味があります（手前は、メインで食べた前菜盛り合わせ。奥がペンネのトマトソースあえ）
|
