第3戦 サンマリノGP
4月7日(金)快晴
朝起きた時は雲が低く垂れ込めてたのに、サーキットに着く頃にはすっかり晴れわたってしまいました。でもモニターに表示された気温は10℃。それだけ見たらかなり寒いけど、日差しを浴びながらピットを歩くと、汗ばんでくるくらい。もうすっかり春というか、初夏の陽気です。観客席は当然フェラーリ色に真っ赤だけど、初日はまだイマイチ盛り上がってない感じでした。

青空をバックに、フェラーリがピットストップの練習中
フリー走行が始まってすぐ、ジャックがストップ。午後も出ていってすぐ、自分が撒いたオイルに乗ってスピン。BARホンダにとっては散々な初日になってしまいました。今まで出たことのないエンジンのトラブルもあったりして、ちょっと心配です。トラブルフリーだったリカルドも、セッティングがいまひとつ決まってなかったみたい。ただ区間タイムを見ると、決して遅くはない。ジャックも、「トラブルがなければ、予選はトップ10内に入れると思うよ」と言ってました。
それにしても、マクラーレン、フェラーリ以外の中団争いは、タイム的にはすごい僅差が開幕から続いてます。今回も6位から16位までが1秒以内。
初日はフレンツェン、トゥルーリのジョーダン・無限ホンダの二人が、4位、5位と健闘してます。

走行の合間に、新しいヘルメットを試しているジャック。

リカルドもしばらくピットにいましたが、これはトラブルとは無関係。ギア比を変えたりしてたようです。

ガレージでの作業を真剣な表情でピットから見守る、BARホンダのトップたち)
ヨーロッパラウンドの最初のGPということで、いろんな人が顔を出してました。ケケ・ロズベルグとか、現役を引退したばかりのデーモン・ヒルとか。一線から退くと、やっぱり温和な表情になりますね。ミハエル・シューマッハにもインタビューしたりして、今はもう二人の間にわだかまりはないんでしょう。これからは中年ロッカーの道を歩むのだろーか。

あいかわらずサングラスの似合うデーモン
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