OCEAN MASTER STORY

世界のプロが選んだHonda

世界で活躍するHonda船外機の
知られざるストーリー

2016.06.27
BF90が搭載された「第2もがみ丸」

川御座船を思わせる
紅花色の豪華新造船、
最上川で運行開始。

格子柄を基調にまとめられた船室。きらびやかだ。採光性も良い。天井にはロールブラインドが装備される。
水押し(みよし)を模った舳先。藩紋が見える。
藩紋が入ることで、屋根が陣笠に見えたりする。
正弦波インバーター搭載の発電機、EU55isが後部デッキに積まれた。エンジン回転数を自動制御するエコスロットルや、二重防音構造の採用により、低騒音の優れた発電機だ。
こちらは「第1もがみ丸」。船客定員は「第2もがみ丸」同様25名だ。
取材に訪れたのは、6月上旬。梅雨入り前の最上川は水位がかなり低かった。
満員の乗客を乗せて下る船(右)と、空船で全速で川を遡る船がすれ違う。
最上峡の名所、白糸の滝の前を行く。
古口港。ここが乗船口だ。
古口にある最上狭芭蕉ライン観光(株)。戸澤藩の船番所を再現した。
最上狭芭蕉ライン観光の敷地の一角に、正岡子規の句が刻まれた石碑が建っていた。 「朝霧や船頭うたふ最上川」とある。明治26年(1893)、子規は芭蕉の足跡を辿って最上川を訪ね、芭蕉と同じく本合海から船に乗ったとされる。
最上狭芭蕉ライン観光(株)の運行管理者である南條裕司氏(左)と、船長の三瓶勇氏(右)。芭蕉ライン観光のパンフレットには、南條氏の紹介のところに「機械工作No1」とあり、三瓶氏のところには「匍匐前進No1」とある。匍匐前進?
取材協力:取材協力:最上峡芭蕉ライン観光株式会社
本社&古口港(戸沢藩船番所)
〒999-6401 山形県最上郡戸沢村大字古口 86-1 TEL:0233-72-2001 FAX:0233-72-2003
文・写真:大野晴一郎
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