選出の心
引っ越しを機に、お乗り換えを検討することになったというHに戻ってきましたさん。ほかのクルマに心奪われていた奥様を必死に説得、一発逆転の家族会議を経て、再び念願のHonda車のオーナーになられたHに戻ってきましたさんへ、今月の家族会議大賞をお贈りいたします。おめでとうございました!そして、お帰りなさい!
フィットの「オーナーになりたい!」
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旅行先で希望色のシャトルを森の中のパーキングで見て、「いい色だ」と思ったのがきっかけです。実際の色とは異なるイメージではありましたが、フィットのホームページのトップにこの色が出た時には、「フィットならこの色」の気持ちが固まりました。
HYBRID・Lパッケージを試乗しました。運転席、助手席とも座面が低く沈んで、上半身もガードされて、これがHondaだよな、と感じました。シフトノブは慣れていないのでDレンジのままでしたが、Sモードにした途端、エンジン音がうなり始めて、ワクワク感でいっぱいになりました。「オーナーになりたい!」
最初に手にしたアコードハッチバックから、バラードスポーツ、初代インテグラ、トルネオと乗り継ぎ、妻と出会った時から、家族の思い出作りにいつも傍にいたHonda車は私の人生の相棒です。その思いは、相棒を失っていた5年弱でも変わりませんでした。
出来てあと1回、もしかしたらこれが最後の新車購入と思っているので、これまでのHonda車同様、できるだけ長く乗り続けていきたいと思っています。

一発逆転の家族会議!
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馴染みの営業さんから最後の見積もりをいただいた際に、「これで奥様を口説いてください!」と言われ、内心、「値引き交渉より難題!」、「彼女を口説くのは、○○年前にプロポーズして以来。どうやったら口説けるのか?」と考え、頭の中で「口説いて」が木霊していました。
帰宅後の家族会議は、ひたすら懇願の一途です。「新車のハイブリッド、アッパーグレードモデルでこれほどの条件は他にないです。」「ハイブリッドだから、起伏が大きい自宅の周りでは、高出力エンジンとモーターのトルクで、運転が楽になります。」などと訴え、即日OK回答を得ました。
T社の新モデル派だった妻も、今ではほとんど毎日FITに乗ってくれていて、運転しやすい車と言ってくれています。
私も運転が楽しくなって、このタイミングで馴染みの営業さんから買わせていただけたのを嬉しく思います。無理を聞いて頂いた営業さんには感謝です。

納車後すぐに夏休みになったので、嫁ぎ先の娘も合流して人気避暑地の道の駅廻りをしましたが、後部座席も広々していてゆったり乗れたようです。助手席の妻も、足元が広くなって新しい自分専用席にご満悦です。自分は、以前の車より硬い足回りのセッティングなのでラグジュアリー感は無くなりましたが、しっかり路面を捉える感覚は若き頃の2ドアクーペライクで、スポーツマインドに目ざめそうです。

決定の決め手!
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奥方の日常使いと宇都宮に嫁いだ娘の所に行く際の交通手段に加え、月に1度程度発生する自分の群馬への通勤に使います。それで、街乗り燃費の向上と長距離の高速運転でも疲れにくい室内装備も選択条件の一つでした。
使う用途に合った排気量でパワーとトルクを兼ね備えていることで、登坂や右折、高速入口などでこれまでのストレスは解消されると確信し、実際に試乗で確かめました(高速には乗りませんでしたが)。
柔らかい面立ちだった前車に対して、ボディカラーとLEDフロントライトが調和するシャープなフロントマスクは気に入っています。それから、Sモードを入れた際のエンジン音とレスポンスの良さは、ホームページの試乗インプレッションムービーでは感じられなかったHondaスピリットを体感できています。(もちろん、ノーマルモードの燃費にも満足です。)

人生の良き思い出の場面にいつも傍にいる仲間であり、毎日の家族の生活に欠かせないパートナーです。実際の子供たちは巣立って行きましたので、これからは、妻と二人の思い出にこのFITが活躍してくれると思います。「FIT、よろしく!」