選出の心
前回はちょこままさんの一目惚れでオデッセイを購入した。だから今回は「パパの好きな車にして良いよ」と言ってはみたものの、ストリームを試乗した途端「できればストリームに乗りたい、いや、ずっと眺めていたい!」と思ってしまったちょこままさん。そこで、旦那様の興味をストリームに向けようとあの手この手を繰り出した。そんな思いが通じたのか、一回目の試乗でいまひとつの反応を示した旦那様が、パドルシフト搭載のRSZを試乗することに。そして、マニュアル感覚のドライビングに納得した旦那様は購入へ。願えば叶う、まさにそんな奇跡的な展開に対して、家族会議大賞をお贈りしたいと思います。ちょこままさん、おめでとうございました!
夫が決めるはずなのに…私の頭の中はストリーム一色に
乗り換えのきっかけは、クリオ店から届いた試乗会の案内DMでした。これまで何度も案内状は届いていましたが、今回に限っては、夫が「行ってみようかな」と言ったので、10年ぶりの車購入に、私はうきうきしながら出掛けました。ストリームに試乗して、スタイリング、室内の静粛性、滑らかな走りに感動!私の頭の中はストリーム一色になってしまいました。しかし、夫の反応はいまひとつ・・・。今回は比較検討して、夫が気に入った車に決める約束なので、後ろ髪を引かれながらクリオ店を出ました。

それから他社の車を次々に試乗。中でも、T社のW○S○は試乗中かなりの好印象で、夫が頻繁にシフトチェンジをして楽しんでいる姿を見て、もうストリームは見てもらえないんじゃないかと心配になりました。夫に感想を聞くと、やはりW○S○はかなり有利。
夜に電話をくださったクリオ店の担当の方にも「W○S○なかなか良かったよ」と言っていたので私は、ストリームに興味を持ってもらうにはどうしたらよいかを考えるため、貰ってきたカタログを開いて見ると、今日乗ったXにはない"パドルシフト"がついているRSZの写真に視線がとまりました。
まさにこれだ!と思い、早速アピールを開始したわけなんです
視覚的なアピールに加え、「RSZの良さ」を繰り返し言っていたら…
クリオ店でもらった紙袋はRSZの写真入だったので、TVの横にさりげなく置き、写真入りのティッシュも見えるところにスタンバイ! ストリームのカタログはいつでも見られるように、手の届くところに置いておきました。我が家で見ているTV番組が、たまたまHondaがスポンサーのものが多くこれでもか! というくらい、毎晩ストリームのCMが流れていたので、このまま催眠術にでもかかったように、ストリームに決めてくれないかなぁなんて思ってしまいました。

そこで私は、RSZに興味を持ってもらうため、視覚的なアピールに加え、「ストリームにもシフトチェンジできるRSZがあるんだって、パドルシフトってどんな感じだろうね」、「RSZってかっこいいよねぇ」と、事あるごとに夫に“RSZ”と言っていました。するとそんな思いが通じたのか、夫がたまたまバイクの調整の途中で立ち寄ったクリオ店で、選定の候補に挙がっていたモビリオの試乗の話をすると、「来週RSZがくるので、モビリオと一緒にどうです?」とストリームの試乗も薦めらたそうなんです。

その話を聞いた時、「良くぞ薦めてくださいました!!」って感じでした。
Xでは物足りないようだったけど、RSZは絶対気に入ってくれるはず! 思いがけなく決まったRSZの試乗のおかげで、仕事の疲れもどこかへ行ってしまいました。
カラー変更で納期短縮のおまけつき!
試乗は、納得がいくまでさせてくれました。担当の方が「どうぞお二人で、ゆっくり行ってきてください」と自由に走らせてくれたのです。
ドアを閉めたとたん、周りから切り取られたように二人だけの空間ができとても新鮮な気分で話ができました。最初は、乗り心地や操作のしやすさ、性能などの話していたのですが、次第に、乗りたいグレードや、つけたいオプションの話、そして「乗るなら1.8じゃなくて2.0だよなぁ」っていう話に(バンザーイ!)。
そして試乗後、2ヶ月待ちの黒からカラー変更したら、RSZが今週中に我が家に来るということで無事に契約まで話が進みました。
決定の決め手!
決め手は、パドルシフトでマニュアルのような、シフトチェンジができる“RSZ”があったこと。普段は1〜4人しか乗らないけれど、年に数回6人乗りになる必要があるので、コンパクトでも6人が楽に乗れて、高速道路を使った長距離でも疲れないこと、燃費が良いこと、市街地での駐車場選びが楽なこと等、ストリームはすべての条件を満たしてくれる車だったこと。
それから、車に酔いやすい娘が、初めて乗って一言
「オデッセイよりドアの肘掛の位置がちょうど良い、これなら酔わないかも」
この言葉が夫の心を動かしたのかもしれません。

「単なる移動」から「運転を楽しむ」へ

買ったら、また10年は乗りたいので、我慢は禁物! 10年先を見据えて、50代になっても満足できる車かどうかを考えました。
最近は、夫婦だけで出かけることも多くなり、今までの「単なる移動だったドライブ」から「運転を楽しむドライブ」にしたいと思い、スタイリングや性能がスポーティなのに落ち着きがあって、幅広い年代に好まれるストリームなら、私たちも永く楽しく乗り続けられると思いました。夫の好きな車にする約束をしていたのに、最終的には、また私が先に気に入ってしまった車を購入してくれたので、夫には本当に感謝しています。