CR 250R/125R - 1999.07

CR250R/125R
CR250R/125R
 
フレーム

2000年型CR125R/CR250Rのフレームは、ワークスマシンで開発熟成してきた第2世代アルミ・ツインチューブフレームを採用しました。そして、「乗り易さと高い限界性の両立」をキーワードに、

●旋回性の向上
軽快性の向上
穏やかな挙動による高い安定性

の実現を図り、基本骨格として「新・日の字断面」のアルミ製ツインチューブ+シングルダウンチューブタイプのフレームを採用。さらに、ヘッドパイプ部は高強度押出し材から鍛造成形へ変更して強度アップを実現し、キャスターアングルや、剛性バランスの変更、ジオメトリーの最適化を図りました。

 

フレーム

フレーム フレーム
剛性バランスの変更
剛性バランスの変更を目的として、メインパイプの縦サイズを変更(高さ90mm→80mm、幅は従来と同じ30mm)するとともに、従来は2本タイプのダウンチューブも「日の字断面」のシングルダウンチューブを採用(45mm×50mm)、さらにメインパイプのレイアウトを変更しました。

これらにより横方向の剛性を10%アップ、捻れ剛性を25%ダウンし、軽量・高剛性でコーナリング性能の向上に寄与するしなやかさを合わせ持ったフレームとしています。
フレーム断面比較図



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