近年、欧州市場を中心に、圧倒的なパフォーマンス性を有するビッグボア・ハイパワーのオーバー1リッター・スーパースポーツモデルが注目を集めています。
1986年、ホンダは欧米市場において、その総合力の高さでツーリングからスポーツ走行まで幅広くカバーするCBR1000Fを発表。パワー、バランス、ハンドリング、長距離クルージング時の快適性など、世界トップレベルの数々の性能を実現したこのモーターサイクルは、欧州のライダーをビックマシンの世界へ誘うとともに、今日のリッターバイクブームの礎を築きました。
その後、リッターバイクが高い運動性能を競う状況へと変化する中、ホンダは'91年に600ccクラスなみの車体に軽量・コンパクトな893・のパワーユニットを搭載したCBR900RRファイアブレードを欧州で発表。そのパフォーマンス性と高い運動性能によって、圧倒的な支持を獲得しました。
その後のホンダ・ビッグマシン群は、人気のCBR900RRファイアブレードに常に最新技術を投入して熟成を図るとともに、'93モデルCBR1000Fには、世界で初めて前・後輪連動ブレーキシステム(Dual
Combined Brake System)を採用し、ブレーキシステムの一層の進化を図るなど、常に最新のテクノロジーを搭載してきました。
そして今回、パワーや最高速度のみを追求するのではなく、高性能と高品質を巧みに融合させ、あらゆる面で世界最高レベルの性能を実現した、世界最高性能のスーパースポーツモデルとしてCBR1100XX
Super Blackbirdを欧州市場において発表いたしました。
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