Stream - 2000.10

STREAM
Stream 2000.10.26
Concept

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爽快な走りを楽しむために
トルク特性を引き出すスポーティフィールを追求。

走りの楽しさを追求した7シーターであるストリームは、全車にスポーティなシフト操作を可能とするインパネシフトを採用しました。あくまで走りにこだわり、2リッターモデルには5ナンバーミニバン初の5速AT Sマチックを、4WDモデルには4速AT Sマチックをそれぞれ新開発。1.7リッターモデルには、4速ATのレシオ設定、シフトスケジュールを低中速の豊かなエンジントルクを充分に引き出すようリファインしました。

トランスミッション
世界初のリニアソレノイドによるクラッチ圧直接制御5速ATと
シーケンシャルモードのSマチックを採用。
(is、iLのFF)
DOHC i-VTECのパフォーマンスを最大限引き出すため、新たに開発したダイレクト制御5速ATをiSとiLのFF車に採用しました(4WD車は4速AT Sマチック)。世界初のリニアソレノイドによるクラッチ圧直接制御と運転環境変化に対応する新制御ロジックを採用。変速制御の高精度化・最適化を徹底追求し、さまざまな走行シーンでの高品位な変速と高いレスポンスを高次元で両立。5速ATによるワイドレシオ化によって、力強い加速感と高速時の優れた静粛性を実現しました。
また、クラス初となる5速ATとシーケンシャルモードの組みあわせにより、マニュアルのような操作フィーリングを楽しめるSマチックを採用し、よりスポーティな走りを実現しました。さらに、アクティブ・ロックアップII、新開発の高効率・超偏平トルクコンバータおよび新開発の低フリクションクラッチにより、大幅な低燃費を実現しています。また、超偏平トルクコンバータにより従来4速ATよりもコンパクト化を実現しています。
※5ナンバー3列シート2.0クラス

5速走行時 5速走行時に3速へのダイレクトな変速を可能とするD3レンジを設定。スピーディなシフトダウンでスポーティな走りが楽しめます。また、雪道など滑りやすい路面のためにシーケンシャルモードで2速からの発進も可能としました。

5速AT車速線図

  5速AT構造図



トルクフルな走りと低燃費化を
実現する1.7L 4速AT。
(L,G)
1.7リッターエンジンの低中速トルクの増強にともない開発された4速ATを採用。スポーティさと燃費を考慮してレシオを最適化するなどのリファインを行っています。2速〜4速をローレシオ化するとともにシフトスケジュールの2、3速領域を拡大することで、伸びのよい加速を実現。 また、キックダウンのレスポンスも高めるなどトルクフルな走りと低燃費を両立させました。
 

4速AT車速線図


アクティブ・ロックアップIIとプロスマテックの採用で
さらにスムーズさと低燃費を追求。


アクティブ・ロックアップII(全タイプに採用)
上級エンジンに採用されているアクティブ・ロックアップIIを全タイプに採用し、スムーズな走りを確保したまま低燃費化を実現しました。
1.7リッターモデルでは、新たにロックアップ用のリニアソレノイドを追加することで、より高精度な油圧制御を実現した上で、トルクコンバーター内にロングトーションダンパーを採用。低回転域での振動を低減し、従来よりもロックアップ領域を大幅に拡大しています。2.0リッターモデルでは、さらに2速から5速(4速)の広範囲でロックアップ制御を行い、低燃費化に貢献しています。

プロスマテック
走行状態に応じて知能的なシフト制御を行うプロスマテック。登降坂路では走行状況に応じてシフトスケジュールをきめ細かくコントロールすることで、ドライバーの感覚により近い走りを実現します。



軽快で低燃費なリアルタイム4WD
軽量・コンパクトなデュアルポンプシステムを採用し、雪上や坂道での充分な発進・加速性能を確保。
また、スポーティな走りと低燃費を両立しています。

通常走行   発信・加速時など
4WDデュアルポンプシステム制御イメージ図

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