HR-V - 1998.09

HR-V
HR-V
 
TECHNICAL SHEETS
performance-TRANSMISSION
軽量リアルタイム4WDの採用
4WD仕様のJS4、J4はリアルタイム4WD(デュアルポンプシステム)を採用。通常は直進安定性に優れた、ほぼFF状態で走行し、 悪路や雪道、悪天候など滑りやすい路面では、瞬時に、適切な駆動力を後輪にも配分します。デュアルポンプシステムの採用で、 大幅な軽量化を達成。4WDを感じさせない軽快な走りと、優れた経済性を実現しました。
Photo:テスト車
          Photo:テスト車
リアルタイム4WD(デュアルポンプシステム)とHMM-Sがドッキング
走りの幅が広がる新システム

ホンダの新しい試みとして、無段変速機HMM-Sとリアルタイム4WD(デュアルポンプシステム)を組み合わせました。 パワー伝達効率が高いHMM-Sと駆動ロスの少ない4WDの相乗効果で、極めてスムーズで伸びのある加速・走行性能を実現。 そして雪上登坂限界性能(定積時)15°など、オフロードでの走破性も兼ね備えることができました。
DUAL PUMP SYSTEM
(デュアルポンプシステム作動イメージ/発進・加速時)

デュアルポンプシステム作動イメージ

デュアルポンプシステム
1.通常走行時は2つのポンプ間に油圧は生まれず、ほぼFF状態で走行。
2.発進、加速時など、前輪回転数が後輪回転数を上回った場合は、フロントポンプとリアポンプの間に油圧が発生し、多板クラッチを押しつけトルクを後輪にも伝達。
3.発生した油圧が設定値を超えた場合は、リリーフバルブが開き、油圧を制限します。



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