Edix FACT BOOK
Edix 2004.7.7
安全性能
子供の乗車も十分に考慮したフロントセンターシートをはじめ、高い安全性を追求。
3×2のパッケージを成立させるにあたって、高い安全性の確保が前提となったことはいうまでもありません。
フロントセンターシートに子どもを着座させられること。すべての席に大きな安心をもたらすこと。
Honda独自の基準をもって、すぐれた安全性能を実現しました。
フロントセンターシートにも高い安全性を確保。
最適なシート位置とスライド設定により、チャイルドシート※1の装着も可能に。
事故統計などから、子どもの着座は、前席より後席の方が安全であると言われています。助手席用エアバッグが膨らむ際に接触して傷害を受ける可能性も考えられるため、Hondaでは「お子さまは後席に」が基本スタンスです。ただしエディックスの場合は、V字シートレイアウトによりインパネおよび展開時のエアバッグとの距離を十分に確保。後席に近い環境をつくりだしたことで、フロントセンターシートへの学童用(ジュニア)シート※2およびスライド最後端位置での幼児用(チャイルド)シート※1の前向き装着を可能としています。 最適なシート位置とスライド設定により、チャイルドシートの装着も可能に。
チャイルドシート適用表
※1 乳児用シートを除く。幅460mm以内の幼児用シートが前向きで使用可能。リアセンターシートを後ろにスライドさせ、フロントセンターシートを最後端までスライドさせた状態でのみ装着可能。
※2 幅460mm以内の学童用シートが使用可能。
※3 助手席への学童の乗車は、やむを得ない場合に限ります。
※4 数値はISO FIXテザータイプの場合。
フロントセンターシートにISO FIX対応チャイルドシート固定専用バー+テザーアンカーを採用。
チャイルドシートを確実・容易に取り付けることができるISO FIX対応の固定専用バーと、チャイルドシートを固定するためのテザーアンカーをリア左右席に加え、フロントセンターシートにも採用しました。
シート内蔵型3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルトを新開発。
フロントセンターシートのロングスライドを考慮し、シートベルトはシート内蔵型とし、プリテンショナー、ALR(チャイルドシート固定機構)を装備しました。シートおよびシート取り付け部の強度も高めています。 シート内蔵型3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルト
頚部衝撃緩和フロントシートを採用。
フロントセンターシートまでカバーする大型の助手席/前列中央席用SRSエアバッグシステム。
助手席/前列中央席用SRSエアバッグシステム 写真は機能説明のため、運転席用&助手席/前列中央席用SRSエアバッグシステム、前席用i-サイドエアバッグシステム、サイドカーテンエアバッグシステムともに展開した状態を合成したエアバッグシステム作動イメージです。
3点式シートベルトを6座席すべてに採用。
運転席は、ショルダー側のプリテンショナーに加え腰ベルト外側にもプリテンショナーを採用。乗員の拘束効果をいっそう高めることにより、傷害の軽減をめざしました。
■運転席シートベルト作動イメージ(図)
運転席シートベルト作動イメージ(図)
前席用 i-サイドエアバッグシステム/サイドカーテン
エアバッグシステム (全タイプにセットでメーカーオプション)
前席用 i-サイドエアバッグシステム/サイドカーテンエアバッグシステム 写真は機能説明のため、運転席用&助手席/前列中央席用SRSエアバッグシステム、前席用i-サイドエアバッグシステム、サイドカーテンエアバッグシステムともに展開した状態を合成したエアバッグシステム作動イメージです。
リアルワールドでの安全を徹底的に追求。
独自のGコントロール技術。
Hondaは衝突安全において、乗員に対する「傷害値の低減」が課題となる前面フルラップ衝突と、「生存空間の確保」が課題となる前面オフセット衝突の双方を高水準でクリアすることをめざし、独自のGコントロール技術で対応しています。エディックスは、世界トップレベルの前面フルラップ衝突55km/h、前面オフセット衝突64km/hに対応する衝突安全設計ボディとしています。もちろん側面55km/h、後面50km/hの衝突にも対応しています。 独自のGコントロール技術。
独自の目標を設定したCAR to CAR衝突実験を実施。
Hondaは、リアルワールドの衝突安全研究を推進するために、クルマ相互の衝突実験を実施しています。事故統計の分析から、「相手重量2トンクラスまでの乗用車、双方の衝突速度50km/h、50%前面オフセットの衝突」という独自の研究目標を設定。エディックスは、高効率なエネルギー吸収&高強度ボディ構造によりクリアしています。
テスト車両によるクルマ相互の衝突実験
テスト車両によるクルマ相互の衝突実験
CAR to CAR衝突実験
衝撃吸収構造を採用した、歩行者傷害軽減ボディ。
Hondaは歩行者衝突時の傷害軽減をめざし、歩行者傷害軽減ボディを採用。
ダメージを最も受けやすい頭部はもちろん、脚部にまで傷害軽減部位を拡大しています。
衝撃吸収構造を採用した、歩行者傷害軽減ボディ。



前のページへ 目次へ 次のページへ