Ascot & Rafaga - 1993.10

ASCOT/Rafaga
Ascot & Rafaga
 
開発コンセプト



ニューアスコット&ラファーガが提案する
 

ホンダの新セダンコンセプト


すでにいくつかの経験を経てクルマを深く知る人々が、堂々と「私」を主張できる、あたらしい魅力をもったセダンをめざしました。
そのため、単に外観が与える印象だけでなく、走行性能、居住性、安全性、社会性など、クルマが全身で醸し出す「あたらしい存在感の創造」をテーマに、開発に取り組みました。
「静」の存在感
これまでのセダンとは一線を画する、大胆な顔と背の高い斬新なフォルム、オーダーメイド感覚で丁寧に造り込んだインテリアなどにより、その佇む姿に独自の主張と洗練されたセンスが感じられること。そして、乗る人が愛着と深い充足感を得られること。
「動」の存在感
リニアで気持のよい吹け上がり感、豊かで扱いやすいトルク特性、剛性感あるしなやかな足まわり、そして日常での取りまわし性やくつろぎある居住空間など、味わい深い走りと快適さをあわせもつこと。
「社会」における存在感
高効率パッケージによる、使用環境に合致したサイズに加え、安全の徹底や環境への配慮、さらには、高いバリュー・フォー・マネーの確立などが高次元で充されていること。
このように、新たな発想を取り入れるとともに、機能の一つ一つに徹底してこだわり高度に熟成させ、これらを凝縮させることで、あたらしい個性、すなわち「高密度ダイナミックセダン」を実現しました。
 
セダン新潮流ともいうべき「高密度ダイナミックセダン」。
これを具体化したのが、つぎの6つのテーマでした。


(1) 日本の使用環境に適したコンパクトなボディサイズとすぐれた居住性を両立させ、さらにはあたらしい運転感覚をもたらす
〈背高・高効率パッケージ〉
(2) 大胆な個性と存在感を具体化し、乗る人の創造的なライフスタイルを彷彿させる
〈ソリッド&ダイナミックフォルム〉
(3) セダンの快適性と機能性を追求した、高効率で仕立てのよい
〈ウェルテーラードインテリア〉
(4) さらに熟成と深化を進め、走りの醍醐味と扱いやすさを両立する
〈FFミッドシップ・縦置5気筒エンジン〉
(5) 卓越した運動性能と上質のドライブフィーリングを生んだ、しなやかな足まわり
〈高性能4輪ダブルウイッシュボーン・サスペンション〉
(6) 次期安全法規を先取りして対応すると同時に、ロングライフ化と操縦安定性をさらに高める
〈高強度・高剛性ボディ〉


ボディ(前面)ボディ(側面)




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