ACCORD - 1997.09

ACCORD/TORNEO/ACCORD Wagon
fact
ACCORD
走行性能


ENGINE


全エンジンに適用した静粛性向上技術:
エンジンのすべてを検証し、静粛性を向上。


ACCORD
TORNEO
ACCORD WAGON



エンジンの静粛化技術
すべてのエンジンに2次バランサーシャフトを採用し、静粛性を高めたうえで、エンジンから発生する振動や騒音をシミュレーションによって徹底的に検証。細部にわたるチューニングを施し、高品位なセダンにふさわしい上質なエンジンに仕上げています。


ピストン剛性バランスの最適化を図るとともに、ピストンピンとコンロッドの間にもクリアランスを設けたフルフロートピストンを採用。シリンダー内でのピストンの動きをスムーズにすることで、ピストンノイズを大幅に低減しています。


旧モデル      Newアコードシリーズ
ピストンノイズの低減
◆ピストンノイズの低減


各エンジンに合わせたクランクシャフトの形状最適化を施し、曲げ剛性、ねじり剛性ともに向上。そのうえで、シリンダーブロックの剛性を高めるために、本体にリブ補強を施して外壁の肉厚を最適化。しかも、シリンダーブロックのスカート部と直接締結するベアリングキャップビーム構造を採用してさらに補強しています。そのうえ、トランスミッションケースとの締結部に大型のガセットスティフナーを採用するなど、パワープラントの高剛性化によって、加速時のランブリング音を低減しています。



◆クランクシャフト形状最適化
クランクの基本諸元であるジャーナル径、ピン径、WEB幅等を各エンジンごとに最適化

クランクシャフト形状最適化
ミッション締結スティフナーの採用
◆ミッション締結スティフナーの採用


吸気系については、エアクリーナーの形状最適化、レゾネーターチャンバーの容量拡大などにより、広い周波数領域で吸気音の低減を図っています。

Newアコードシリーズ・VTECフォーメーション
アコード&トルネオ

ミッション

最高出力
(PS/rpm)

最大トルク
(kgm/rpm)

2.0L DOHC VTEC

MT車
AT車

200/7,200
180/7,000

20.0/6,600
19.6/5,500

2.0L VTEC

MT車/AT車

150/6,000

19.0/5,000

2.0L VTEC LEV

AT車

145/6,000

18.2/5,000

2.0L VTEC

4WD・AT車

148/6,000

18.7/5,000

1.8L VTEC

MT車/AT車

140/6,100

17.2/5,000

 
アコード・ワゴン

ミッション

最高出力
(PS/rpm)

最大トルク
(kgm/rpm)

2.3L VTEC

AT車
4WD・AT車

160/5,700
158/5,700

21.8/4,900
21.5/4,900

数字はすべてネット値:「ネット」とはエンジンを車両搭載状態で測定したものです。


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