2003年6月発表 2005年10月終了モデル
この情報は2005年10月現在のものです。

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安全性能/パッシブセーフティ
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リアルワールドを熟知した基本性能が、新しいセーフティ・デバイスのポテンシャルをさらに高める。 カットモデル
Photo:カットモデルによる撮影。エアバッグは機能説明のため展開した状態(助手席用i-SRSエアバッグを除く)を再現したものです。

リアルワールドの安全研究をすすめています。
現実の中にこそ、真実がある。私たちは、実際の事故をより忠実に再現するために、世界初の屋内型全方位衝突実験施設で、クルマ同士はもちろん、歩行者も視野に入れたリアルワールドの安全研究を推進。より正確で広範なデータを蓄積し、クルマづくりに取り入れることが、さまざまな事故から人を守ることにつながると考えています。Hondaは、規制を基準とするだけでない独自の安全を追求し続けています。 テスト車両によるクルマ相互の衝突実験
テスト車両によるクルマ相互の衝突実験

万一の際に人を守るためのパッシブセーフティ
G-CON 万一の衝突時に、乗員の傷害を可能なかぎり軽減するためのパッシブセーフティ性能についても、インスパイアは徹底追求しています。世界最高水準をめざした衝突安全性能は、衝突時の衝撃(G)をコントロールして人に対する傷害軽減をめざすHonda独自の衝突安全技術「Gコントロール」により、前面フルラップ衝突55km/h、前面オフセット衝突64km/h、側面衝突55km/h、後面衝突50km/hをクリア。また、乗員の頭部への衝撃を緩和する頭部衝撃保護インテリアや「歩行者傷害軽減ボディ」も採用しています。

■衝突安全性能総合評価で、最高の6スター[★★★★★★]を獲得
平成15年度自動車アセスメントによる衝突安全性能総合評価で、1★〜6★の6段階評価中、最高の6★を運転席/助手席ともに獲得しています。

※国土交通省と自動車事故対策機構による、自動車の安全性能評価。

■衝撃吸収構造を各所に採用した歩行者傷害軽減ボディ
ボンネットやボンネットヒンジ、フロントフェンダー、フロントバンパー、ワイパー取り付け部などを衝撃吸収構造とした歩行者傷害軽減ボディ。万一の際の歩行者の安全までを視野に入れています。

■頚部衝撃緩和シート
低速で後方から追突された際、シートからの衝撃を低減し、首へかかる負担を軽減する頚部衝撃緩和シートをフロント両席に採用しました。
頚部衝撃緩和シート

■多彩なエアバッグシステム
運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステムを全タイプに標準装備。助手席用のリッドもインストルメントパネルと同一素材で一体成形したクオリティーの高い仕上げとしています。またシート内蔵タイプの前席用i-サイドエアバッグシステムも設定。さらに、先進のサイドカーテンエアバッグシステムは、前後席を効果的にカバーするワイドな保護エリアとスピーディな展開速度で、側面衝突時の乗員頭部保護性能をいちだんと高めました。

※アバンツァーレに標準装備、30TL/30TEにセットでメーカーオプション
エアバッグシステム作動イメージ
エアバッグシステム作動イメージ
写真は機能説明のため、運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム、前席用i-サイドエアバッグシステム、サイドカーテンエアバッグシステムともに展開した状態を合成したものです。
〈運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステム〉
衝撃(G)を受けた状況をより緻密に検知・判断する作動プログラムを設定。また助手席側に加え、運転席側にもデュアルインフレーターを採用。衝撃の大きさによって、ふたつのインフレーターを同時に点火するか時間差をもうけて点火するかを判断し、エアバッグの展開出力を2段階にコントロールします。

〈前席用i-サイドエアバッグシステム〉
車両の左右と中央部に側面衝突検知センサーを設置。より的確なタイミングで作動します。また乗員姿勢検知センサーを助手席に内蔵。乗員の体格や姿勢を検知してエアバッグの展開を制御する画期的な機能を備えています。

SRS=Supplemental Restraint System(シートベルトを補助する乗員保護装置)
■運転席用&助手席用i-SRSエアバッグシステムは、横方向や後方向からの衝撃には作動しません。前方向からの、設定値以上の衝撃を感知したときのみ作動します。
■SRSエアバッグシステムは、あくまでもシートベルトを着用することを前提として開発されたシステムです。くれぐれもシートベルトの正しい着用をお願いします。
■前席用i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステムは、実際の衝突時には衝突側のみ展開します。(助手席側では、助手席乗員の着座姿勢などを検知し、i-サイドエアバッグによる重大な傷害の可能性があると判断した場合、展開を停止することがあります。)i-サイドエアバッグシステムおよびサイドカーテンエアバッグシステム装備車は、システムを正しく機能させるための注意事項があります。取扱説明書を必ずご覧ください。

■フロント/リア3点式シートベルト
運転席および助手席には3点式ロードリミッター付プリテンショナーELR(緊急ロック式巻取装置)シートベルトを採用。前方向からの強い衝撃を感知すると瞬時にシートベルトを巻き取り、その後一定以上の荷重がかかるとシートベルトを少し送りだし胸などへの負担を軽減します。またテンションリデューサーを備え、装着感も向上させました。後席には3点式ELR/ALR(自動ロック式巻取装置)シートベルトとヘッドレストを中央席を含む3座席すべてに装備しています。
リア3点式シートベルト
フロント3点式ロードリミッター付プリテンショナーELR(緊急ロック式巻取装置)シートベルト
胸の移動量を抑えるプリテンショナー
■胸の移動量を抑える
 プリテンショナー
胸に加わる力を抑えるロードリミッター
■胸に加わる力を抑える
 ロードリミッター

■ISO FIX対応チャイルドシート固定専用バー
+テザーアンカー(リア左右席)

チャイルドシートを確実・容易に取り付けることができるISO FIX対応の固定専用バーとともに、チャイルドシートを固定するためのテザーアンカーをリアの左右席に装備。万一の衝突時、チャイルドシートの前方移動を効果的に抑制します。

■ISO FIXとは、誤使用防止、車両適合性の向上、取り付け方法の国際的な統一を目的としたISO(国際標準化機構)規格のチャイルドシート固定方式です。
■必ずHonda指定のチャイルドシートをお選びください。


チャイルドシートは、正しく装着。クルマとカラダに合ったものを。
チャイルドシートの着用は義務化されています。お子様の体格に合わせてお選びのうえ、正しい着用をお願いします。Hondaでは、後部座席でのご使用をおすすめしています。

Honda車にお乗りのお客様は、Honda車にぴったりフィットする、Honda純正チャイルドシートをお選びください。

全国の四輪販売会社には、お客様にチャイルドシートの正しい選び方や取り付け方をアドバイスするセーフティコーディネーターを配置しています。どうぞお気軽にご相談ください。
■Honda純正チャイルドシートのご購入などに関して、詳しくはHonda販売会社にお問い合わせください。
チャイルドシート固定専用バー
テザーアンカー
デザーアンカー部
写真はISO FIX対応チャイルドシート(ディーラーオプション)を装着したものです。

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