ガイザーがキャリア初の表彰台登壇

2014年5月25日(日)・決勝　　天候：快晴　　気温：17℃　観客：2万5000人

FIMモトクロス世界選手権の第8戦イギリスGPが、マタリー・ベイザンで開催されました。

• ザビエル・ブーグ
• ザビエル・ブーグ
• ティム・ガイザー
• ティム・ガイザー
• ティム・ガイザー
• 山本鯨
• 山本鯨

MX2クラスでティム・ガイザー(Team Gariboldi)が自身初となる総合3位に入り、表彰台に登壇。Team HRCのイブジェニー・バブリシェフは、ビザの発給手続きの問題で欠場を余儀なくされ、チームメートのマキシミリアン・ナグルは、ケガの影響で今季3度目の欠場となりました。

イングランドの南海岸の近くにあるサーキットは、事前に降った雨の影響で湿って柔らかくなっており、ワダチの多いコンディションでした。土曜日には大雨が降り、練習走行と予選のスケジュールが短縮されましたが、決勝が行われた日曜日は晴れ間が広がりました。

MXGPの総合優勝はアントニオ・カイローリ(KTM)で、クレメント・デサール(スズキ)が総合2位、ジェレミー・バン・ホービークが総合3位で続きました。

ガイザーはCRF250RWを駆り、レース1で4位、レース2で3位に入賞。ジェフリー・ハーリングス(KTM)とアルノー・トヌス(カワサキ)に次ぐ総合3位となりました。17歳のガイザーは、土曜日の予選では苦戦し、ウエットコンディションでは競争力がないかと思われましたが、2レースともにスタートでトップ10以内にポジションを上げ、自らを表彰台へと導きました。

MXGPでは、J-Race Racingのジョエル・ローランツがCRF450Rを駆るライダーとしては最高位でした。ローランツはCRF450Rを駆ってわずか8戦目にして、総合11位を獲得。ランキング9位につけています。バブリシェフはランキング6位、 ナグルは11位となっています。

チームは現在、 第9戦フランスGPの開催地で、2011年のモトクロス・オブ・ネイションズの舞台となったサン・ジャン・ダンジェリに向かっています。

コメント

ティム・ガイザー(MX2 4位/3位 総合3位)
「土曜日は悪いスタートのせいであまりよくありませんでしたし、2つのクラッシュもありました。しかし、ありがたいことに、今日は違いました。私は第1ヒートでいくつかの美しい追い抜きをして、4位でフィニッシュ。トップ10の周りに同じようなスタートを切ったレース2では、いくつかのミスはしましたが、集中して3位のポジションを得ました。うまく乗れたと思います。リスクを取らないよう、スマートな走りを心がけました。マシンは本当によく、楽しんで乗れています。我々は冬の間に多くの仕事をしましたし、我々はまだシーズンを通してテストしています。もう少しでトップに追いつけることを願っています」

決勝リザルト

ポイントスタンディング