Round08エミリア=ロマーニャエミリア=ロマーニャGP

Moto3

2020年9月19日(土)

ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ
天候:晴れ
気温:26℃
コースコンディション:ドライ

第8戦 エミリア=ロマーニャGP

トニ・アルボリーノが2番手につける

Moto3クラスは、ホームGPに闘志を燃やすトニ・アルボリーノ(Rivacold Snipers Team)が2番手タイムをマークし、今季初のフロントローを獲得しました。前戦サンマリノGPは予選9番手、決勝6位と思うような結果を残せませんでした。今大会は2戦ぶり今季3回目の表彰台獲得に挑みます。

初日のフリー走行で4番手の鈴木竜生(SIC58 Squadra Corse)は、今季4回目のPPを目指しましたが4コーナーでハイサイドを喫し転倒。8番手に終わりました。鈴木は、転倒した際に左手首を骨折し、今大会を欠場します。ホームGPで2戦連続表彰台獲得を目指していただけに残念な結果となりました。

フリー走行で4番手につけたハウメ・マシア(Leopard Racing)が9番手、ジェレミー・アルコバ(Kömmerling Gresini Moto3)が10番手、デニス・フォッジャ(Leopard Racing)が11番手、フリー走行で2番手と好調な走りを見せた小椋藍(Honda Team Asia)は、セッション中、単独走行となり12番手へとポジションを落としました。しかし、4列目からのスタートとなった3選手は、全員が優勝候補の選手だけに、追い上げのレースに注目されます。

ルーキーの山中琉聖(Estrella Galicia 0,0)は25番手と思うようなグリッドを獲得できませんでしたが、前戦サンマリノGPで12位になったように追い上げのレースに挑みます。同じくルーキーの國井勇輝(Honda Team Asia)も一歩前進の一日となり、27番手から追い上げのレースに挑みます。

コメント

トニ・アルボリーノ(Moto3 2番手)
トニ・アルボリーノ「非常に難しい週末でしたが、今日はいい結果を残すことができました。できるかぎり自信がつくように、そして、いいセットアップを見つけられるように常に努力しています。正しいフィーリングをつかめるように、これまで以上に一生懸命取り組んでいます。かなりいい仕事ができたと思います。レースに向けて準備を整えたいです。足りないものを見つけて前進しなければなりません。明日は、再び表彰台に立てるようにがんばります」

ハウメ・マシア(Moto3 9番手)
ハウメ・マシア「難しい予選でした。このような結果になるとは思っていませんでした。戦略をミスしてしまいました。スリップストリームを見つけることができませんでした。ポジティブなことは先週よりもいい結果だったということです。明日のレースがとても楽しみです。準備はできています」

ジェレミー・アルコバ(Moto3 10番手)
ジェレミー・アルコバ「あまりうれしくありません。なるべくフロントローに近づきたいと思っていました。タイムは悪くなかったですが、スリップストリームを使えませんでした。これは僕のような体格のライダーには重要なことです。マシンはうまく機能しています。明日はいいバトルができると思います」

デニス・フォッジャ(Moto3 11番手)
デニス・フォッジャ「チャンスが訪れず、スリップストリームが使えませんでした。ポジションはあまりよくありませんが、いいフィーリングがあり、自信もあります。トップグループは大きな集団になると思います。トップになれるようにがんばります」

小椋藍(Moto3 12番手)
小椋藍「今日の予選はうまくまとめることができませんでした。ただ、バイクのフィーリングはとてもよく、FP3ではラップタイムで速さを示せたので明日のレースに向けていい感じを持っています。12番手のポジションからのスタートとなります。前には速いライダーが大勢いますが、追い上げのレースをしたいです。ベストを尽くします」

山中琉聖(Moto3 25番手)
山中琉聖「予選は思ったようにいきませんでした。もっといいグリッドからスタートするためには、予選で速く走れる秘訣を見つけなければいけないのかもしれません。レースではポジションを上げられることを願っています」

國井勇輝(Moto3 27番手)
國井勇輝「昨日から今日にかけて、1.2秒ほどタイムを改善することができました。とてもポジティブなことです。多くの点で、自分のライディングスタイルを改善できたと思います。とてもいいフィーリングで走れていましたが、予選結果は十分ではなく、その点では少し残念です。今の問題は、セッションをうまくまとめきれていないことです。まだまだ経験が不足しています。自分にはもっと前で戦えるポテンシャルがあると信じています。ペースはいいので、明日は集団の中での戦いに負けないようにがんばって走ります」

Moto3 リザルト

順位 No. ライダー マシン タイム
125R.フェルナンデスKTM1'41.705
214トニ・アルボリーノHonda1'41.793
316A.ミニョKTM1'41.797
475A.アレナスKTM1'41.851
513C.ヴィエッティKTM1'41.873
655R.フェナティハスクバーナ1'41.961
727鳥羽海渡KTM1'41.963
824鈴木竜生Honda1'41.971
95ハウメ・マシアHonda1'42.044
1052ジェレミー・アルコバHonda1'42.129
117デニス・フォッジャHonda1'42.296
1279小椋藍Honda1'42.314
1353D.オンジュ KTM1'42.375
1412フィリップ・サラクHonda1'42.460
1582S.ネパKTM1'42.742
1671佐々木歩夢KTM1'42.855
1770B.バルテュスKTM1'43.133
1811セルジオ・ガルシアHonda1'43.671
192ガブリエル・ロドリゴHonda1'42.564
2017ジョン・マクフィーHonda1'42.704
2140D.ビンダーKTM1'42.717
2223ニッコロ・アントネッリHonda1'42.751
2321A.ロペスハスクバーナ1'42.868
2454R.ロッシKTM1'43.052
256山中琉聖Honda1'43.074
2689カイルール・イダム・パウィHonda1'43.210
2792國井勇輝Honda1'43.217
2873M.コフラーKTM1'43.388
2999C.タタイKTM1'43.418
3050J.デュパスキエKTM1'43.794
319D.ピッツォーリKTM1'43.850

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