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October 17 2015, QUALIFYING MotoGP Australian Grand Prix
オーストラリアGP
2015年10月17日(土)・予選 会場:フィリップアイランド・サーキット 天候:晴れ 気温:16℃
コースコンディション:ドライ
ロードレース世界選手権第16戦オーストラリアGPの予選は、フリー走行でトップタイムをマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、予選でもその走りを再現し、1分28秒364でポールポジション(PP)を獲得しました。今年は、グリップをつかみにくい難しい路面コンディションとなっており、加えてバンピーな路面にも苦しめられて、思ったほどタイムが伸びませんでした。その中でマルケスは、昨年の大会でマークしたPPタイムの1分28秒408を更新、2年連続でオーストラリアGPの予選を制しました。
マルケスは、前戦日本GPの前に左手甲を骨折、手術をしてまだ2週間という厳しい状態です。ハードブレーキングのポイントが少ないことから、日本GPほど手に負担はかかりませんが、高速コーナーでの素早い切り返しが求められるだけに、ケガとの戦いは依然として続いています。決勝は27ラップの長丁場。左手が万全ではないため、厳しい戦いを強いられることになりますが、今季5勝目の期待が膨らんでいます。
前戦日本GPで今季初優勝を達成したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、フリー走行、予選と着実にタイムを更新して4番手につけました。しかし、この日のセッションでペドロサを苦しめたのは、フィリップアイランド特有の強い風でした。その風も予選が行われるころには少し弱まり、4番手タイムを記録することができました。決勝では、いい天候になることを願いつつ、3戦連続表彰台と2戦連続優勝を狙います。
カル・クラッチロー(LCR Honda)は、今季初のフロントロー獲得に自信を持っていましたが、アタックでミスを犯し、5番手に終わりました。しかし、シーズン中盤戦に入ってからリアタイヤのグリップをうまく引き出せず、苦戦のレースが続いていただけに、久しぶりのいい走りに手応えをアピールしていました。フロントローを逃し、悔しい予選でしたが、決勝では第3戦アルゼンチンGP以来の表彰台を狙います。
スコット・レディング(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)はフリー走行で6番手、予選で11番手と、満足できる一日となりました。今大会の目標の1つは、フリー走行で総合10番手以内に入り、ダイレクトに「Q2」に進出することでした。この目標を達成したレディングは、決勝では、トップ10フィニッシュを目指すことになります。
Hondaのオープン車「RC213V-RS」に乗るジャック・ミラー(LCR Honda)が、ホームGPで今季ベストグリッドの15番手。決勝では、地元ファンの声援に応え、今季ベストリザルトを狙います。ユージン・ラバティ(Aspar MotoGP Team)が16番手。チームメートで、この日、22人目のMotoGP・レジェンドライダーの仲間入りを果たしたニッキー・ヘイデンは予選のアタックに失敗して20番手でした。しかし、今大会は気持ちよく走行できているだけに、追い上げのレースが期待されます。ケガで欠場しているカレル・アブラハム(AB Motoracing)の代役として出場のアンソニー・ウエストは23番手でした。
Moto2クラスは、アレックス・リンス(Paginas Amarillas HP 40)が、今季2度目のPPを獲得しました。以下、1秒差以内に17台という大接戦になり、2番手にアクセル・ポンス(AGR Team)、3番手にサム・ロース(Speed Up Racing)が続きました。
初日4番手だった中上貴晶(IDEMITSU HONDA TEAM ASIA)は6番手。初日転倒を喫して、負傷している左腕をさらに痛めたティト・ラバト(Estrella Galicia 0,0 Marc VDS)は、今大会を欠場、連戦となる次戦マレーシアGPも出場を取りやめ、最終戦バレンシアGPの復帰を目指すことになりました。
Moto3クラスは、タイトルに王手をかけたダニー・ケント(LEOPARD Racing)がトップタイムをマークしました。しかし、セッション中にスロー走行をしたということで7番手に降格、2番手タイムをマークしていたジョン・マクフィー(SaxoPrint RTG)が繰り上がり、初のPPを獲得しました。
Moto3クラスも接戦となっていて、トップから13番手までが1秒差、31番手までが1秒626差以内のタイムで続いているだけに、大混戦が予想されます。総合2位のエネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Team Moto3)は29番手と厳しいポジションになりました。ケントとバスティアニーニの差は56点。ケントが念願のタイトル獲得にまた一歩近づきました。
MotoGP
順位 | No. | ライダー | マシン | F/O | タイム |
---|---|---|---|---|---|
1 | 93 | マルク・マルケス | Honda | F | 1'28.364 |
2 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | F | 1'28.680 |
3 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | F | 1'28.680 |
4 | 26 | ダニ・ペドロサ | Honda | F | 1'28.712 |
5 | 35 | カル・クラッチロー | Honda | F | 1'28.912 |
6 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | F | 1'28.932 |
7 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | F | 1'29.014 |
8 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | F | 1'29.015 |
9 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | F | 1'29.222 |
10 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | F | 1'29.267 |
11 | 45 | スコット・レディング | Honda | F | 1'29.499 |
12 | 38 | B.スミス | ヤマハ | F | 1'29.626 |
13 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | F | 1'29.918 |
14 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | O | 1'30.064 |
15 | 43 | ジャック・ミラー | Honda | O | 1'30.104 |
16 | 50 | ユージン・ラバティ | Honda | O | 1'30.105 |
17 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | F | 1'30.135 |
18 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | F | 1'30.147 |
19 | 76 | L.バズ | YAMAHA FORWARD | O | 1'30.173 |
20 | 69 | ニッキー・ヘイデン | Honda | O | 1'30.376 |
21 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | F | 1'30.634 |
22 | 63 | M.ディ・ミリオ | ドゥカティ | O | 1'30.959 |
23 | 13 | アンソニー・ウエスト | Honda | O | 1'31.205 |
24 | 24 | T.エリアス | YAMAHA FORWARD | O | 1'31.837 |
25 | 55 | D.カドリン | ART | F | 1'33.884 |
Moto2
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 40 | アレックス・リンス | KALEX | 1'32.523 |
2 | 49 | アクセル・ポンス | KALEX | +0.214 |
3 | 22 | サム・ロース | SPEED UP | +0.264 |
4 | 12 | トーマス・ルティ | KALEX | +0.361 |
5 | 36 | ミカ・カリオ | SPEED UP | +0.434 |
6 | 30 | 中上貴晶 | KALEX | +0.445 |
7 | 5 | ヨハン・ザルコ | KALEX | +0.516 |
8 | 11 | サンドロ・コルテセ | KALEX | +0.563 |
9 | 7 | ロレンソ・バルダッサーリ | KALEX | +0.679 |
10 | 60 | フリアン・シモン | SPEED UP | +0.739 |
11 | 88 | リカルド・カルダス | SUTER | +0.767 |
12 | 3 | シモーネ・コルシ | KALEX | +0.768 |
13 | 55 | ハフィズ・シャーリン | KALEX | +0.768 |
14 | 94 | ジョナス・フォルガー | KALEX | +0.902 |
15 | 25 | アズラン・シャー・カマルザマン | KALEX | +0.917 |
16 | 39 | ルイス・サロム | KALEX | +0.972 |
17 | 19 | ザビエル・シメオン | KALEX | +0.997 |
18 | 73 | アレックス・マルケス | KALEX | +1.232 |
19 | 21 | フランコ・モルビデリ | KALEX | +1.241 |
20 | 23 | マルセル・シュローター | TECH 3 | +1.363 |
21 | 4 | ランディ・クルメンナッハ | KALEX | +1.395 |
22 | 96 | ルイス・ロッシ | TECH 3 | +1.887 |
23 | 2 | イェスコ・ラフィン | KALEX | +1.944 |
24 | 16 | ジョシュ・フック | KALEX | +2.002 |
25 | 97 | チャビ・ビエルゲ | TECH 3 | +2.164 |
26 | 57 | エドガー・ポンス | KALEX | +2.285 |
27 | 10 | ティティポン・ワロコーン | KALEX | +2.491 |
28 | 66 | フロリアン・アルト | SUTER | +2.837 |
29 | 70 | ロビン・マルホウザー | KALEX | +3.372 |
RT | 1 | ティト・ラバト | KALEX | +0.000 |
Moto3
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|---|
1 | 52 | ダニー・ケント | Honda | 1'36.180 |
2 | 17 | ジョン・マクフィー | Honda | +0.360 |
3 | 44 | M.オリベイラ | KTM | +0.066 |
4 | 7 | エフレン・バスケス | Honda | +0.087 |
5 | 9 | ホルヘ・ナバロ | Honda | +0.012 |
6 | 5 | R.フェナティ | KTM | +0.117 |
7 | 11 | リビオ・ロイ | Honda | +0.120 |
8 | 6 | M.エレーラ | ハスクバーナ | +0.018 |
9 | 84 | J.コーンフェール | KTM | +0.051 |
10 | 41 | B.バインダー | KTM | +0.123 |
11 | 32 | I.ビニャーレス | KTM | +0.028 |
12 | 98 | K.ハニカ | KTM | +0.007 |
13 | 58 | J.ゲバラ | マヒンドラ | +0.007 |
14 | 63 | Z.カイルディン | KTM | +0.017 |
15 | 36 | ホアン・ミル | Honda | +0.019 |
16 | 29 | S.マンジ | マヒンドラ | +0.012 |
17 | 23 | ニッコロ・アントネッリ | Honda | +0.058 |
18 | 10 | アレックス・マスボー | Honda | +0.062 |
19 | 20 | ファビオ・クアルタラロ | Honda | +0.085 |
20 | 88 | J.マルティン | マヒンドラ | +0.051 |
21 | 95 | ジュール・ダニーロ | Honda | +0.015 |
22 | 48 | L.ダラ・ポルタ | ハスクバーナ | +0.018 |
23 | 19 | A.トヌッチ | マヒンドラ | +0.025 |
24 | 65 | P.エッテル | KTM | +0.033 |
25 | 40 | D.ビンダー | マヒンドラ | +0.064 |
26 | 2 | R.ガードナー | マヒンドラ | +0.009 |
27 | 91 | G.ロドリゴ | KTM | - |
28 | 24 | 鈴木竜生 | マヒンドラ | +0.002 |
29 | 33 | エネア・バスティアニーニ | Honda | +0.051 |
30 | 21 | F.バグナイア | マヒンドラ | +0.103 |
31 | 16 | A.ミニョ | KTM | +0.006 |
32 | 55 | アンドレア・ロカテリ | Honda | +0.436 |
33 | 22 | A.カラスコ | KTM | +0.136 |
34 | 96 | M.パリャーニ | マヒンドラ | +0.125 |
35 | 35 | O.シンプソン | KTM | +0.698 |
36 | 14 | マット・バートン | FTR | +3.387 |
マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション)
「今日の内容には満足しています。もちろんポールポジションの獲得もうれしいです。チームのがんばりに感謝しています。決勝に向けていいペースがあるので、表彰台争いをする準備は整っていますし、優勝争いに加わりたいです。でも、どうなるかは戦ってみなければわかりません。天候も不安定なので、晴れるかもしれないし、突然雲が出てくるかもしれません。いいレースをするためには、明日の路面コンディションをしっかり把握することが重要になります」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 4番手)
「今日は難しい1日でした。特に午前中は、風が強く、問題も抱えていて、FP3は難しいセッションでした。FP4は少しだけうまくいきましたが、ペースはあまりよくありませんでした。それでも予選セッションではかなりよくなり、いいラップタイムを刻むことができたし、いい予選になりました」
カル・クラッチロー(MotoGP 5番手)
「今日の予選結果はちょっと残念でした。もっといい仕事ができると思っていましたが、愚かなミスを2つ犯してしまいました。それがフロントローを逃した理由です。でも自分自身のミスなので仕方ありません。チームは本当によくがんばってくれました。明日は引き続きグリップを上げるために集中しなければなりません。明日のレースが楽しみです。いい結果が出せるように全力でがんばります」
スコット・レディング(MotoGP 11番手)
「昨日の状態をベースにセットアップは進みました。このマシンで、毎週、多くのことを学んでいます。毎回、電気系を調整したり、セッティングを変えたりして、Q2に直接進めるように常にがんばってきました。それが達成できてうれしいです。そして、同じくらい大事なことは、午前中からラップタイムを更新することができたことです。思ったほどの短縮ではありませんが、セカンドタイヤではかなりスピンしていました。全体的には満足しています。明日はいいレースができると思います」
ジャック・ミラー(MotoGP 15番手)
「地元ファンの前でレースができるのをとても楽しみにしていました。予選は思ったようにうまくいきませんでしたが、5列目からのスタートなので、おもしろいレースになることは間違いないと思います。今夜一生懸命取り組んで、予想のポジションに少しでも近づけるマシンにしたいです。レース後半は、もっとがんばらなければいけません」
ユージン・ラバティ(MotoGP 16番手)
「昨日はタイヤのスピンに苦しみました。今日は一歩前進することができました。オープンクラスのトップにとても近いのでうれしいです。今日の一番の変更は、リアのセットアップで、さらに安定性を見つけることができました。これがカギでした。日本GPではフリー走行で苦戦しましたが、予選ではなぜかいいラップタイムを刻むことができました。ここはオープンクラスでもそれほど差が出ないので、明日のレースではいいバトルができることを願っています。目標はオープンクラスの優勝です」
ニッキー・ヘイデン(MotoGP 20番手)
「昨日はいいスタートを切ることができました。そして今朝もうまくいきました。しかし残念ながら予選はうまくいきませんでした。午後は路面温度が上がり、グリップ力が落ちて、マシンの挙動が激しくなり、コントロールが難しくなったからです。今日のポジションにはあまり満足していません。今日はもっといい結果を期待していました。今朝のペースはかなり速く、ハードタイヤでも速かったです。タイヤも非常に重要ですが、いいスタートを切り速いグループに入ることは、もっと重要です」
アレックス・リンス(Moto2 ポールポジション)
「明日へ向けてとてもいいペースがあります。サム・ロースやアクセル・ポンス、ヨハン・ザルコ(Ajo Motorsport)がレースではついてくると思います。最も重要なことはマシンに強さがあるということです。最初の10周は一生懸命プッシュして走りました。とてもいいペースで走れたので、とてもうれしいです。チームに感謝しています。2度目のポールポジションを獲得できてうれしいです」
アクセル・ポンス(Moto2 2番手)
「チームと一生懸命取り組んできました。違うセッティングを試してきました。最後は前戦日本GPのツインリンクもてぎで見つけたセッティングに戻しました。とてもいい感触をつかむことができました。新品タイヤではグリップ力を最大限に生かしました。いいタイムを出すことができました。うれしいです」
サム・ロース(Moto2 3番手)
「シベリアコーナーで大きな転倒をしましたが、ケガはありませんでした。レースウイークを通してロングランではいいペースがあります。感触もいいです。クリアラップだったし、タイムを出そうとしていたので、転倒は残念でした。明日のウォームアップでマシンを改善できれば、レースではもっとよくなると思います」
中上貴晶(Moto2 6番手)
「午前中のフリー走行は、セッティングを変更して失敗しました。それで予選は昨日までの状態に戻して挑みました。昨日よりタイムは更新できましたが、思っていたほどタイムを伸ばせませんでした。今日も一発のタイムは満足のいくものではありませんでしたが、アベレージは悪くないので、明日の決勝はいいレースができると思います。タイヤの持ちも心配はないですし、スタートを決めて、トップグループについていきたいです。日本GPの雪辱を果たしたいです」
ジョン・マクフィー(Moto3 ポールポジション)
「思っていたようなポールポジションの獲得の仕方ではありませんでした。最速タイムでポールポジションを獲得したかったです。とにかく、ここまで難しい1年でした。アップダウンがありましたが、ようやくいい方向へ進んでいくことができます。今週はこれまでにない強さがあります。フロントローを獲得できてとてもうれしいです。また、ポールポジションからのスタートとなり、さらにうれしいです。失うものは何もないのでレースを楽しんでベストを尽くしてがんばります。明日は表彰台争いをしたいです。今年はすでに1度表彰台に立っていますが、普通のコンディションでの表彰台ではありませんでした。今回は普通のコンディションで自分の力を見せつけたいです」
エフレン・バスケス(Moto3 3番手)
「今週はすべてのセッションでとてもいい仕事ができました。明日のレースに向けていいセッティングもあります。レース終盤で、いい戦いをしたいです。タイムアタックのいいタイミングを見つけるのが難しく、時々とても難しく感じています。でもそれがこのセッションの特徴だと思います。一人で走ってこのタイムを出すことができたのは、とても重要なことだと思います」
ホルヘ・ナバロ(Moto3 4番手)
「セッションのほとんどをリードしていましたが、最後のタイヤを使ったとき、セクター3とセクター4でクリアラップが取れず、プッシュできませんでした。新しいルールで、スペースを空けるためにスロットルを戻すことができませんでした。それをしてしまうとペナルティを受けて3つグリッドが降格されるからです。そのため集団の中で待つしかありませんでした。レースウイークを通して自分たちの仕事に満足しています。昨日はいい走りができました。そして、今日も一歩前進できました。マシンがさらに快適になりました。明日の目標はいいスタートを切って、トップグループの中で戦うことです。表彰台が獲得できるようにがんばります」
ダニー・ケント(Moto3 7番手)
「予選セッションではトップタイムでしたが、FP3のミスでペナルティを受けてしまいました。マシンの感触はいいです。バスティアニーニは29番手。僕は7番手なので少し楽なレースになります。でも明日は明日。激しい戦いになると思います。でも準備はできています。午前中のセッションでは集団の中で走っていて、彼らがスローダウンし、あまりスペースがなかったので僕もスローダウンせざるを得ませんでした。そしてペナルティを受けてしまいました。残念です。でもルールなので仕方ありません。今夜はしっかり寝て明日に備えたいです。そして、明日はワールドチャンピオンになってフィリップアイランドをあとにしたいです」