2010 ニュース
トニー・ボウ(中央)

2010年3月28日(日)

トニー・ボウ、インドア世界チャンピオンに!

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トライアル世界選手権(WCT)に参戦するREPSOL MONTESA HONDAのトニー・ボウ(スペイン 23歳)は、4年連続でインドアトライアルの世界王座に君臨することになりました。

ボウは3月28日(日)、スペイン・マヨルカ島パルマにて開催されたインドアトライアル世界選手権シリーズ最終戦(第5戦)を終えて、4年連続チャンピオンというすばらしい成績を残しました。開幕戦のイギリス・シェフィールドから第2戦スペイン・バルセロナ、第3戦スペイン・マドリッドと連続優勝を遂げ、第4戦フランス・マルセイユでは2位と常に上位にランクイン。4戦を終えた時点で2位と13点差まで広げ、アドバンテージを持って最終戦に挑みました。最終戦では、ウッドのセクションで減点されるが、ライバルを寄せ付けない安定した走りで優勝。ポイントランキングの上限100点中95点というパーフェクトに近い高得点を獲得してチャンピオンとしてシーズン締めくくりました。

ボウは、2007年にREPSOL MONTESA HONDAに加入し、以降トライアルライダーとしてのスキルを高め、圧倒的な力と才能でインドアおよびアウトドアのタイトルを獲得してきました。今シーズン、新たにインドアチャンピオンとして記録を残し、4月からスタートするアウトドアでも4年連続チャンピオン獲得に向けて期待が高まります。

トニー・ボウ
「最終戦で優勝し、また、インドアのタイトルを獲得できとてもうれしいです。正直、最終戦はとてもナーバスで、最後まで走りきることがとても重要でした。簡単ではありませんでしたから、チームのサポートもあってチャンピオンとなることができました。

今シーズンから新しいレギュレーションが導入されたことで、これまで以上にミスが許されず、緊張が高まり常にプレッシャーを感じているという厳しい環境でした。しかし、マシンの調子もよく自信を持ってレースを進めることができました。チームの応援と勝ちたいというモチベーションを常に持つことで、チャンピオン獲得が実現しました。4月からはアウトドアが始まり、6月にはツインリンクもてぎで日本グランプリが開催されます。また日本グランプリで日本の皆さんに会えることを楽しみにしています。今後も応援よろしくお願いします」

2010年インドアトライアル世界選手権シリーズ ランキング
1. トニー・ボウ (REPSOL MONTESA HONDA) 95 Points
2. アルベルト・カベスタニー(SHERCO) 77 Points
3. アダム・ラガ (GAS GAS) 45 Points
4. ジェームス・ダビル (GAS GAS)  44 Points
5. ジェロニ・ファハルド (BETA) 42 Points
6. 藤波貴久(REPSOL MONTESA HONDA)  29 Points