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2015年7月24日(金)

Honda CBR1000RRを駆る4チームが“トップ10トライアル”へ進出

2015年7月24日(金)・公式予選
会場:三重県・鈴鹿サーキット  天候:曇り  気温:30.8℃

7月26日(日)に決勝レースが開催される2015FIM世界耐久選手権シリーズ第2戦“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第38回大会(以下 鈴鹿8耐)の公式予選が、三重県にある鈴鹿サーキットにおいて開催されました。

公式予選は84台の出場チームを抽選で2組(Aグループ、Bグループ)に大別。予選順位の決定は、各組順位のそれぞれ上位33台(2組合計66台)が無条件で予選通過となり、主催者推薦の4台を加えた合計70台が7月26日(日)の決勝に進出します。

また、公式予選の各グループ上位5組(合計10組)は7月25日(土)15時30分から開催される最終予選“トップ10トライアル”に進出し、最終的な決勝グリッドが確定します。

公式予選は、鈴鹿8耐に参戦する各ライダー(第1ライダー、第2ライダー、第3ライダー)のために、それぞれ午前に1回(各ライダー20分づつ)と午後に1回(同20分)の計2回が設定されています。そして、9時50分に始まったAグループ第1ライダーの公式予選から、鈴鹿8耐の激しい戦いの火蓋が切って落とされました。

公式予選Aグループでは、Honda CBR1000RRを駆る「#634 MuSASHi RT HARC-PRO.」(高橋 巧、マイケル・ファン・デル・マーク、ケーシー・ストーナー組)から参戦の元MotoGPチャンピオンであるケーシー・ストーナー選手(オーストラリア 29歳)が予選2回目の終盤に2分6秒963を記録してグループ3番手を獲得。また、「#104 TOHO Racing with MORIWAKI」(山口辰也、トニ・エリアス、ラタパー・ウィライロー組)から参戦で、2015シーズンは全日本ロードレース選手権JSBクラスに参戦中の山口辰也選手(埼玉県 39歳)が予選2回目に2分7秒622を記録して5番手を獲得しました。

Bグループでは、同じくHonda CBR1000RRを駆る「#778 F.C.C. TSR Honda」(ドミニク・エガーター、ジョシュ・フック、カイル・スミス組)から参戦の現役Moto2ライダーであるドミニク・エガーター選手(スイス 24歳)は、2回目の予選で2分7秒798でグループ2番手を獲得。「#71 Honda DREAM RT 桜井ホンダ」(トロイ・ハーフォス、ジェイソン・オハローラン、浦本修充組)からの参戦で、2015シーズンは全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦中の浦本修充選手(東京都 21歳)は、予選2回目の終盤に2分8秒693を記録してグループ3番手を獲得しました。

この結果、Honda CBR1000RRを駆る上記4チームが “トップ10トライアル”進出を決めました。

また、「#090 au & テルル・Kohara RT」(秋吉耕佑、渡辺一馬、長島哲太組)から参戦で2015シーズンは全日本ロードレース選手権に参戦中の秋吉耕佑選手(静岡県 40歳)は予選2回目に2分9秒278を記録したものの、6番手で惜しくも“トップ10トライアル”への進出を逃しました。公式予選終了時点で、最終的にHonda CBR1000RRを駆って鈴鹿8耐に参戦した26チーム中22チームが予選を通過し、日曜日の決勝に駒を進めました。

※Hondaチームの公式予選の結果は、「リザルト」をご確認ください。