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Honda勢テスト続く/セパンMotoGPテスト2日目

Honda MotoGPセパンテスト(マレーシア)

ロードレース世界選手権MotoGPクラス合同テスト2日目のセパンサーキットは、午前中はよく晴れたものの、午後から雲が広がる天候。その中でHondaの6人のライダーは精力的にテストをこなし、最新型RC211Vで次々と好タイムを刻んだ。

マックス･ビアッジ(Camel Honda)は、コーリン・エドワーズとセテ･ジベルノー(共にTeam Telefonica Movistar Honda MotoGP)とともにミシュランタイヤのテストに集中。玉田誠(Camel Honda)はブリヂストンタイヤで同じくテスト。一方、Repsol Honda Teamのアレックス･バロスとニッキー･ヘイデンは、前回HRCテストライダーの宇川徹がテストした、新しいリアサスペンションとスイングアームを搭載したマシンをテスト。バロスは初日より1.5秒、ヘイデンは1秒以上タイムを縮めた。

●マックス･ビアッジ　2分02秒700

「いつものことだけど、2日目はちょっとキツイね。今日はサスペンションのセッティングを若干変えてバイクの調子をみたんだ、タイムは少し落ちてるんじゃないかな。でも一生懸命やったからいい結果が得られているよ。それから、実際のレースを想定してのマシンのセッティングを探った。今日のタイムは僕たちの努力の賜物だ。他のライダーやタイムを見ても、僕らがいかに抜き出たところにいるかどうか分かるんじゃないかな」

●コーリン･エドワーズ　2分02秒845

「今朝は、昨日の疲れもなく元気だよ。テストにこつこつと取り組むのみさ。今日は17インチのフロントタイヤをテストし、その結果をみんなに伝える役目だったんだけど、それは出来なかった。16.5インチの方は順調にいっているよ」

●セテ･ジベルノー　2分02秒850

「自分ではクラッチとエンジンブレーキをみたいと思ったんだけど、マシンに関して新しくテストする項目はなかったからタイヤテストに集中した。僕は、レースの中盤から序盤に、その勝敗が決まると思うんだ。だからそこに焦点を当てているが、タイヤの調子は一貫して良いから問題なさそうだね」

	●ニッキー･ヘイデン　2分02秒855

	「今日は昨日よりバイクに乗れていたと思う。昨日の基本セッティングとフロントタイヤのテストで、フロントの信頼性に関しては問題ない。すぐにタイムに結果が出たし、コンスタントに速く走れているよ。ただ、新しいスイングアームとリアサスペンションについては、明日も引き続いてテストするようだ。でも僕たちはいい方向に向かっていて、昨日より確実にいい結果が出ているよ」

●玉田　誠　2分03秒490

「ちょっと不満かな。もう一歩前に進みたかった。他のライダーがタイムを更新している中で、僕はタイムが出ない。問題はそれぞれにあるけど、メインはタイヤ。原因は前回のテストで僕に出ていたことで、今日のケニー･ロバーツに出たこと。これをクリアすれば大きく前進すると思うよ」

●アレックス･バロス　2分04秒427

「疲れは多少あるが、右肩の傷の方は大丈夫。時々困難に直面することがあるけど、それは仕方がないよね。昨日一日でだいぶマシンが分かった。もっとマシンに乗って知る必要があるから、今日は乗って乗って乗って。今日はほとんどの時間をサスペンションの調整とタイヤのセッティングに費やした。タイムを縮めることができてうれしいよ」