コメント

竹内優菜(LADIES・2位)
「スタートで前に出られるという自信を持って臨んだ決勝は、しっかりホールショットを奪うことができたので、そのまま逃げきりたいと思ったのですが、1コーナーでミスして2番手。さらにエンストで順位を落としてしまいました。すぐにエンジンが掛かってくれて、再スタートできたのですが、他車に先行されたことで自分のラインを走れなくなり、3番手に上がるまでの間にトップ争いの2台を逃がしてしまいました。難しい路面コンディションでしたが、マディに対する苦手意識も克服して臨んだ大会。ラップタイムも悪くなかっただけに、序盤の出遅れが悔やまれます。次は最終戦なので、ゼッケン1にふさわしい走りで絶対に勝ちます!」

川井麻央(LADIES・4位)
「スタートに対する反応は悪くなかったのですが、そこからうまくマシンを加速させられず、ライバルたちに飲み込まれてしまいました。1周目から2周目にかけて、前を走っていたライダーに転倒やミスが重なり、それを見てやや消極的になってしまいましたが、2周目後半あたりからは自信を持って走れるようになりました。でも、序盤に自分の直前を走っていた竹内選手もそうですが、優勝争いをしていた久保選手や安原選手はこのコースをよく知っているだけあって速く、トップ3には太刀打ちできませんでした。チャンピオン争いはかなり厳しい状況ですが、最終戦はとにかく優勝して、少しでも畑尾選手との差を詰めたいと思います」

畑尾樹璃(LADIES・6位)
「決勝レースでは、オープニングラップをクリアした段階で8番手でした。前戦でも課題に掲げたサンド系の路面に対する苦手意識の克服はまだ完ぺきな状態ではなく、さらにマディから急激にコンディションが回復している最中という、なかなか狙って練習できるような路面状況でなかったことから、シリーズタイトル獲得という目標を優先して、今回は安全に走り切ることを選択しました。ランキング2番手の川井選手に3ポイント詰められましたが、まだリードにはかなり余裕があります。そして最終戦は、昨年から全日本で4連勝しているスポーツランドSUGO。チャンピオン獲得だけでなく5連勝も狙って、最終戦に臨みます」