コメント

畑尾樹璃(LADIES・優勝)
「自分がトップに立って以降、後続はかなり荒れた展開となったようですが、あまり分かっていませんでした。とはいえ、ここはコースがすれ違うようなセクションが多いので、アドバンテージが広がったことは確認していました。逆に、本田七海選手が追い上げてきたときには少し焦りましたが、またパッと差が開いたので、あとはこのまま同じようなペースで走れば大丈夫だと考えていました。かなりラッキーな展開だったと思います。次戦が開催されるスポーツランドSUGOは、昨年実施された3大会すべてで優勝できた相性のよいコースです。SUGOでの連勝記録を伸ばし、なおかつ今大会に続いて優勝できるようがんばりたいです」

川井麻央(LADIES・2位)
「レース序盤に、本田七海選手を追って3番手を走っているときにエンスト。完全に自分のミスでした。そこからは追い上げのレースとなりましたが、細かいミスも重ねてしまいました。ラスト2周で安原さや選手を抜いたのですが、その直後に転倒。これでまた安原選手が前になったのですが、最終ラップで今度は安原選手が、自分が転んだのと同じコーナーで転倒し、結果的には2位となりました。地元大会で優勝経験もあるコースということで、昨年秋の大会では気合が入りすぎて空回りしてしまったので、今回は気持ちのコントロールを意識して臨みました。決勝では少し焦ってしまいましたが、全体的には満足できる内容だったと思います」

鈴木優那(LADIES・6位)
「今シーズンはいわゆるスポット参戦で、開幕戦は欠場したので、今大会が私にとっては全日本開幕戦でした。フル参戦ではないので、とにかく楽しんで走ることを目標に掲げています。そういう状況の中で、しかも上位勢がドタバタする荒れた展開にもかかわらず、これだけ走れたので自分ではとても満足しています。レース終盤は、すぐ前に久保まな選手(ヤマハ)や本田七海選手といった優勝経験のあるライダーがいて、なんとか抜こうとスパートをかけましたが、さすがにその域までは自分のレベルがまだ達していませんでした。この大会以外に、第4戦と第7戦の中国大会と、第8戦の近畿大会には出場する予定です」