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シュミット・ハミルトン・ピーターソン・モータースポーツSchmidt Hamilton Peterson Motorsports

インディカーでドライバーとして1勝をマークしたサム・シュミットは、ドライバーとしてのキャリアを終えたあとも、チームオーナーとしての活動を続け、インディライツにおける最強チームを築き上げました。

インディ500にスポット参戦を続けていた彼らは、2011年に満を持してインディカーへのフルシーズンエントリーを開始。初年度にインディ500でのポールポジション獲得という快挙を成し遂げました。12年には同じく元ドライバーのデイビー・ハミルトンとジョイントすると、フランス出身のシモン・パジェノーをランキング5位に食い込ませ、ルーキー・オブ・ザ・イヤーも獲得させました。13年に向けては、カナダのビジネスマンであるリック・ピーターソンが経営に参画し、インディカー・シリーズに2つのチーム名、2台のマシンでエントリーします。2台目に乗るのはSam Schmidt Motorsportsで12年にインディライツチャンピオンとなったトリスタン・ボーティエ。2人のドライバーがともにフランス人という、インディカーとしては非常に珍しい体制で戦います。

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シモン・パジェノーSimon Pagenaud

1984年生まれ。フランス出身。ヨーロッパの入門フォーミュラで走ったあと2006年に渡米し、フォーミュラ・アトランティック・シリーズ参戦初年度にタイトルを獲得。翌年にチャンプカー・ワールド・シリーズへとステップアップしました。チャンプカー・ワールド・シリーズがインディへと併合された08年には、アメリカン・ル・マン・シリーズの最高峰カテゴリーに参戦し、10年にはデイビッド・ブラバムとともにチャンピオンに輝きました。

11年にはDryer & Reinbold RacingとHVM Racingからインディカー3戦にスポット参戦し、ベストリザルトは8位。そして12年にSchmidt Hamilton Motorsportsからフル出場すると、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、シリーズランキングでも5位に食い込む大活躍をみせました。13年はキャリア初勝利だけでなく、チャンピオン争いも期待されています。


生年月日:1984年5月18日
国籍:フランス
http://www.simon-pagenaud.com/

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トリスタン・ボーティエTristan Vautier

1989年生まれ。フランス出身。2009年にヨーロッパで入門フォーミュラを戦い、4年後の13年に最高峰カテゴリーであるインディカーへと理想的なステップアップを実現しました。

大西洋を渡り、北米の中級フォーミュラシリーズへの出場を始めた2010年に2勝を挙げてチャンピオンになると、奨学制度の助けを受けてインディライツへとステップアップ。オーバルレースへの順応もすばらしく、デビュー年に4勝、5度のポールポジション獲得でチャンピオンに輝きました。勢いに乗った13年シーズンを前にインディカーをテストするチャンスが与えられ、そこで高い才能を改めて印象付ける走りをみせたことで、インディカーのレギュラーシートを手にしました。


生年月日:1989年8月22日
国籍:フランス