フランスGP
  QatarGP
  FP1 FP2 FP3 QP Race Standing
ケーシー・ストーナー 1st 1st 1st 2nd 3rd 2nd
ダニ・ペドロサ 2nd 2nd 6th 1st 4th 3rd
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第4戦フランスGP決勝は、今季初のウエットレースとなり、予選2番手のケーシー・ストーナー(Repsol Honda Team)が3位、PPスタートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が4位でチェッカーを受けました。

今年は、第2戦スペインGP、第3戦ポルトガルGPと不安定な天候が続いていますが、決勝レースはドライコンディションで行われてきました。今大会は、金曜日と土曜日の午前中まではドライコンディションでしたが、土曜日の予選、決勝日のウオームアップ、そして決勝とウエットコンディションとなり、セットアップが難しい戦いとなりました。

予選2番手から決勝に挑んだストーナーは、オープニングラップ3番手。3周目にはチームメートのペドロサをかわして2番手に浮上しますが、首位を走るホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)には届かず、終盤にはバレンティーノ・ロッシ(ドゥカティ)にかわされて3位でフィニッシュしました。この日は、雨量が多い中盤までは順調にラップを刻み、トップのロレンソとの差を着実に縮めました。雨が上がった後半は、スピニングに苦しみ、思ったようにペースを上げることができませんでしたが、開幕から4戦連続で表彰台に立つことに成功しました。

今季初のPPから決勝に挑んだペドロサは、オープニングラップ2番手から、序盤はグリップ不足に苦しみ、ペースを上げられず、中盤には6番手までポジションを落としました。その後、4番手に浮上しますが、今大会は表彰台に立つことができませんでした。今季初めて表彰台を逃し、悔しいレースに終わったペドロサですが、総合3位をキープ。ホームGPとなる次戦カタルニアGPでの巻き返しに闘志を燃やしています。

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ケーシー・ストーナー(MotoGP 3位)
「今日は表彰台に上がれてうれしいです。序盤、カルやバレンティーノ、ドヴィツィオーゾが後ろからプレッシャーをかけてきたので、ホルヘを追いかけることで彼らとのギャップをつくることができました。その後、雨が止み、路面が少し乾きはじめると、タイヤの温度が高くなりすぎて、スピニングに苦しみました。どうすることもできない間に3人が追いついてきて、抜かれるかもしれないと思いましたが、なんとか3位をキープしました。最後のバレンティーノとのバトルは楽しかったです。クリーンなオーバーテイクでした。何度かポジションを入れ替えましたが、最後はバレンティーノの方が速かったです。今日は全力を尽くしましたし、表彰台に上がれたのでよかったです」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 4位)
「今日はコーナーでトラクションがかからず苦しみました。とくに1速と2速はだめで、スピードを乗せることができませんでした。ウオームアップの後に少しマシンのセッティングを変えましたが、あまりうまくいきませんでした。ですが、このようなことはたまにありますし、スタートしてすぐに今日はうまくいかないと思っていました。リスクを負う日ではなく、いいポジションを獲得することが重要だと考えて走りました。今日は前を走る2台の転倒で4位になれました。ウエットレースでは、このようなこともあるので、最後まで集中しなければなりません。今日は僕の活躍できる日ではありませんでした。ロレンソにポイントで差をつけられてしまいましたが、チャンピオンシップはまだまだ長いです。これからは次戦のカタルニアGPのことを考えたいです。カタルニアへ行くのはとても楽しみです。家族や友人も来てくれるので、あのサーキットはモチベーションが上がります。チームはとてもいい仕事をしています。このマシンで、今季初優勝をカタルニアで達成したいです」

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2012.5.20
Stoner takes another podium with Pedrosa in fourth Today at the Grand Prix of France, Casey Stoner scored his fourth podium of the season and his 19th successive in MotoGP with team mate Dani Pedrosa

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