国内フォーミュラ Honda Racing
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塚越広大 第13戦・第14戦 富士スピードウェイ
 
写真提供:ARTA Project

 今シーズン2回目の富士スピードウェイでのレースは、思ったよりも涼しい中行われました。
 予選では1回目には5度目となるポールポジションを獲得。2回目はうまくアタックすることができず3番手。第13戦はリタイア。第14戦はレインコンディションのレースで、自分のミスで大きく順位を落としてしまい11位となってしまいました。

<予選>
 今回も2周アタックしてからクールラップを入れて、またアタックする作戦でした。前日に雨が降ったのですが、思っていたよりもいいコンディションで走ることができました。このコースは後半部分でミスをしやすいので、なんとかまとめられる様に集中しました。路面はよくなっていき、クールラップ2周後にアタックした周をまとめられ、タイムを更新。さらにタイムアップを図ろうとしたのですが、うまくまとめられませんでした。しかし、更新したタイムがトップタイムとなり富士スピードウェイで初めてのポールポジションを獲得できました。

 10分間のインターバルを挟んで2回目の予選が行われました。1回目と同じようにアタックしたのですが、今回はクリアラップを取ることができませんでした。2周のアタックでタイムを出せなかったので、クールラップを入れたときに空いているスペースを狙っていきました。しかし、またしても他車に引っかかってしまいました。最後のアタックでは少し焦ってしまい、Aコーナーでコースアウトしてタイムを更新できず、3番手タイムとなってしまいました。

写真提供:ARTA Project

<決勝>
 第13戦は土曜日の午後に行われました。ウオームアップ走行では2周して、マシンのフィーリングを確認してグリッドにつきました。フォーメーションラップではリアタイヤを特に温めてからスターティンググリッドにつきました。
 シグナルが変わりスタート。マシンの動き出しまではよかったのですが、そこから加速が鈍ってしまい、Aコーナーでのポジション取りが悪く4番手まで落ちてしまいました。3番手とは常に等間隔で、なかなか仕掛けるまでいきませんでしたが、10周目に前方の車がミスをしたためオーバーテイクしました。しかし、立ち上がりに後方から接触されてスピン、再発進したもののクルマにダメージがあり、残り2周でリタイアとなってしまいました。

 日曜日に行われた第14戦。F3のレース直前に雨が降り始めて、レインコンディションのレースとなり、レース前に10分間のフリー走行が設けられました。
 スタートして1コーナーでアウト側のラインを取ったことが仇となり、後方から突っ込んできたマシンに引っかかってしまい、行き場をなくしてポジションを下げてしまいました。さらにシケインのブレーキングで止まりきれずオーバーランしてしまい、12番手まで落ちてしまいました。そこから何とか這い上がろうと走りましたが差を詰められず、さらに何度かオーバーランもしてしまい11位でのゴールとなってしまいました。

 今回、予選ではポールポジションを獲得できてよかったのですが、決勝で思うような結果を残せませんでした。残り4戦しかありませんが最後まで一生懸命、結果が出せるように走ります。

 
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