国内フォーミュラ Honda Racing
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小暮卓史 第9戦 鈴鹿サーキット
 
写真提供:ARTA Project

<予選>
 今回も持ち込みのときからマシンの状態はよく、1セット目からトップタイムをマークできました。2セット目では、さらにタイムを上げて1分42秒466をたたき出すことができました。
 予選2回目は、セットを変更して臨みました。3セット目のタイヤでは、思うようにマシンが走らず、タイムもなかなか上がりません。そこで急いで元のセットに戻し、4セット目のタイヤでのアタックを試みましたが、混雑している中に出てしまい、まともにアタックできずに予選が終わってしまいました。結果は、残念ながら3位。しかし、2位の選手がエンジン交換でグリッド降格になったので、フロントローからスタートすることになりました。









写真提供:ARTA Project

<決勝>
 スタートは、まずまずの出来でした。1位の選手の前に出られましたが、3位の選手に抜かれ、2位で周回を重ねることになりました。路面はかなりのヘビーウエット。マシンコントロールがシビアで気をつかいました。
 ここで問題が起こりました。バイザーが曇って全く前が見えず、視界ゼロといってもいいほどの状況になってしまいました。この影響でスピンを犯してしまい、またコースアウトの危機もありましたが、何とか走りきって4位でチェッカーを受けました。最終戦にして今季初ポイントです。もっと上が見えていただけに視界のトラブルは悔やまれました。

 今年は、5回もポールポジションを取りながら一勝もできない悔しいシーズンとなってしまいました。しかし、来シーズンはこの悔しさをバネに必ずいい成績を残せるようがんばります。1年間ご声援いただきましてありがとうございました。

 
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