Round05フランス
FIA-F2 予選
2018年6月22日(金)
会場:ポール・リカール・サーキット
FIA F2選手権第5戦は、フランス、ポール・リカール・サーキットで行われます。10年ぶりに復活したフランスGPのサポートイベントで、F2選手権としては初めてのフランスでのレースとなります。
6月22日(金)、午後1時55分から45分間のプラクティスがスタート。プラクティスでは、福住仁嶺(BWT Arden)、牧野任祐(RUSSIAN TIME)ともに、周回を重ねるもののタイムは伸び悩み、牧野は19番手、福住は20番手でセッションを終了しています。
予選は午後5時55分から、気温27℃、路面温度47℃のコンディションで行われました。1回目のアタックで牧野は1分45秒945、福住は1分46秒190をマーク。プラクティス同様、タイムが伸びない状態が続きます。全車が1回目のアタックを終えた時点で牧野が11番手、福住は13番手でした。セッション終盤、ニュータイヤに替えてのアタックでは、牧野は1回目のタイムを更新できず、福住も1分46秒060とタイムアップしたものの、ポジションを上げるには至らず。結局牧野が16番手、福住は18番手で予選は終了しました。
レースでは、牧野が8列目16番手から、福住が9列目18番手からスタートし、ポジションアップを狙います。
レース1は23日(土)午後5時45分(日本時間24日午前0時45分)にスタートします。
牧野任祐(16番手)
「フリー走行は1周目、タイヤがベストのときに遅いクルマに引っかかったので、タイムも順位もあの程度でした。でも区間ベストタイムはチームメートとそう変わらないものでした。感触も悪くなかったですしね。予選も1セット目はまあまあで、確か暫定10番手くらいの順位で、チームメートともコンマ2秒差ぐらいでした。この調子で2セット目も行ければと出ていったんですが、タイヤの温めに完全に失敗して、まったくグリップしない状態でアタックせざるをえなかったです。普通に走っていれば、トップ10前後には行けてたはずです。ただ抜けないサーキットではないので、レースでとにかくひとつでも前に行こうと思います」
福住仁嶺(18番手)
「フリー走行は装着するタイヤに関してチームとのコミュニケーションミスがあり、レースに向けてのマシンセッティングが思ったようにはできませんでした。それでも予選はけっこういい感触で進めることができて、勝負の2セット目のタイヤのアタックも、セクター1、2と順調にタイムを更新していけました。ここだけで約コンマ3秒更新していて、チームメートとほぼ同ペースでした。でも終盤のターン11でアウト側にはらんで、タイムロスしてしまいました。それでも1セット目よりコンマ1秒以上速かっただけに、残念な思いはあります。ただ長丁場のレースではミスが起きやすいし、じっくり抜いていくつもりです」
順位 | No. | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | G.ラッセル | ART Grand Prix | 12 | 1'44.469 |
2 | 5 | A.アルボン | DAMS | 10 | +0.166 |
3 | 19 | L.ノリス | Carlin | 10 | +0.312 |
4 | 18 | S.カマラ | Carlin | 11 | +0.623 |
5 | 14 | L.ギオット | Campos Vexatec Racing | 10 | +0.640 |
6 | 7 | J.エイトケン | ART Grand Prix | 10 | +0.674 |
16 | 2 | 牧野任祐 | RUSSIAN TIME | 10 | +1.476 |
18 | 12 | 福住仁嶺 | BWT Arden | 11 | +1.591 |