ROUND15

マレーシアマレーシア セパン・インターナショナル・サーキット 2017.09.30(土)

2017 MALAYSIAN GRAND PRIX - 予選

2017 MALAYSIAN GRAND PRIX - 予選

「うれしいサプライズ」

#MalaysianGP

セパン・インターナショナル・サーキット、9月30日(土)

ストフェル・バンドーンは、マレーシアGPを自身にとって過去最高となる7番手からスタートします。チームメートのフェルナンド・アロンソも、バンドーンとともにQ3 進出を果たし、明日のレースに向けて10番グリッドを獲得しました。

コメント

フェルナンド・アロンソ

MCL32-02
FP3 11番手 1分33.530秒(トップとの差 +1.650秒) 17周
予選
Q1 15番手 1分33.049秒 (オプションタイヤ)
Q2 10番手 1分32.010秒 (オプションタイヤ)
Q3 10番手 1分31.704秒 (オプションタイヤ)

フェルナンド・アロンソ「今日の結果と、今週末のこれまでの展開については、満足しています。ただ、明日の決勝で予選のポジションを維持するのは簡単ではないと思っています。我々のレースペースが予選ほどよくないことは分かっているので、明日もドライコンディションとなった場合は、今日よりも少し苦戦すると思います。

ただ、レースが雨の影響を受ける可能性はあります。ウエットとドライが入り混じったコンディションになれば、私たちにとっては有利です。

今週末は、マシンにパフォーマンスが備わっていると思いますし、このサーキットで両マシンがQ3に進出したことは、とてもいい兆しです。今回ここに持ち込んだ新しいパーツは、昨日はうまく機能したものの、今日はそれほどうまくいかなかったのかもしれません。それについては、あとで詳細を確認します。

どのマシンもタイム差はほとんどないので、明日のレースで自分たちのポジションを維持するのは容易ではありません。それでも、我々はいつも通りベストを尽くします」

ストフェル・バンドーン

MCL32-03
FP3 10番手 1分33.321秒(トップとの差 +1.441秒) 16周
予選
Q1 13番手 1分32.838秒 (オプションタイヤ)
Q2 9番手 1分31.848秒 (オプションタイヤ)
Q3 7番手 1分31.582秒 (オプションタイヤ)

ストフェル・バンドーン「これほど高いグリッドを獲得できるとは思っていませんでした。Q3進出を期待していたものの、7番手をかけて戦えたのは、うれしいサプライズでした。

実際、今日の予選は全セッションで非常にうまく進みました。ミスをすることもなく、それぞれのラップで各区間をうまくまとめることができました。このようなサーキットで予選7番手に入るのは、おそらくこのサーキットで自分たちが獲得できる最高のポジションなので、自分のパフォーマンスにはとても満足しています。

我々のパフォーマンスは、レース距離よりも1周だけ走行したときの方がいい傾向にあります。ですから、明日は厳しいレースになると思いますが、少なくとも私たちはレースができる位置にいます。(昨日のFP2では赤旗が出されたため)どのドライバーもレース準備のための走行がほとんどできていません。従って、ほかのチームよりもさらに準備した状態でレースに臨み、そのメリットを活かせるようにしたいと思います。

明日は競争力のあるレースを展開できるよう願っています」

THE MANAGEMENT

エリック・ブーリエ McLaren-Honda Racing Director
エリック・ブーリエ「両ドライバーは、マシンの準備およびセットアップのために、週末を通して非常によく協力してくれています。今日の予選結果は、まさに2人の努力のたまものです。

ストフェルはこれまで素晴らしい走りをみせており、3回の予選セッションすべてにおいて確実に仕事をしてくれました。その結果、本人にとって過去最高となる予選ポジションを獲得しました。一方、フェルナンドは最終ラップにはそれほど満足していないものの、彼も明日の決勝に向けて非常にいいチャンスがあります。

昨日のフリー走行のセッションが短縮されたことや天候の影響で、どのドライバーもレース用の準備があまりできていません。我々はレースでは予選ほど速くないかもしれませんが、ほかのドライバーのレースペースもまだ分からない部分がたくさんあります。

それによって、レースがさらに興味深く、予期せぬ展開になることを願っています。明日は、その不確かさをチャンスとして活かせるようにしたいと思います」

長谷川 祐介 (株)本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者
長谷川 祐介「今日はチームにとって前向きな一日になりました。
朝から晴れの天候となり、気温も30度を超えたため、午前のFP1では昨日と異なるコンディションの中で、さらにセッティングを煮詰めるかたちとなりました。

予選では、フェルナンド、ストフェルともにいい走りをみせ、2台揃ってのQ3進出を果たしてくれました。特にストフェルは自身過去最高の7番手と、いいポジションを確保してくれました。
2本の長いストレートがあり、パワーが重要となるこのサーキットで、今日我々が力強い走りをみせられたことは素晴らしいと考えています。

今日も一日を通して我々のPUにも大きな問題は見られませんでしたので、明日もこの状態を維持できればと思います。少しでも多くのポイントを獲得すべく、レースに向けた準備を進めます」

リザルト

フリー走行3

順位 No. ドライバー チーム タイム/差
17キミ・ライコネン Ferrari1'31.880
25セバスチャン・ベッテル Ferrari+0.162
33ダニエル・リカルド Red Bull+0.211
477バルテッリ・ボッタス Mercedes+0.449
544ルイス・ハミルトン Mercedes+0.659
633マックス・フェルスタッペン Red Bull+0.699
711セルジオ・ペレス Force India+1.329
819フェリペ・マッサ Williams+1.360
931エステバン・オコン Force India+1.410
102ストフェル・バンドーン McLaren-Honda+1.441
1114フェルナンド・アロンソ McLaren-Honda+1.650
1218ランス・ストロール Williams+1.658
1320ケビン・マグヌッセン Haas+1.907
1427ニコ・ヒュルケンベルグ Renault+1.991
1555カルロス・サインツ Toro Rosso+2.044
1610ピエール・ガスリーToro Rosso+2.326
1730ジョリオン・パーマー Renault+2.595
188ロマン・グロージャン Haas+3.034
199マーカス・エリクソン Sauber+3.056
2094パスカル・ウェーレイン Sauber+3.165

予選

順位 No. ドライバー チーム タイム
144ルイス・ハミルトン Mercedes1'30.076
27キミ・ライコネン Ferrari1'30.121
333マックス・フェルスタッペン Red Bull1'30.541
43ダニエル・リカルド Red Bull1'30.595
577バルテッリ・ボッタス Mercedes1'30.758
631エステバン・オコン Force India1'31.478
72ストフェル・バンドーン McLaren-Honda1'31.582
827ニコ・ヒュルケンベルグ Renault1'31.607
911セルジオ・ペレス Force India1'31.658
1014フェルナンド・アロンソ McLaren-Honda1'31.704
以下Q2にて決定
1119フェリペ・マッサ Williams1'32.034
1230ジョリオン・パーマー Renault1'32.100
1318ランス・ストロール Williams1'32.307
1455カルロス・サインツ Toro Rosso1'32.402
1510ピエール・ガスリーToro Rosso1'32.558
以下Q1にて決定
168ロマン・グロージャン Haas1'33.308
1720ケビン・マグヌッセン Haas1'33.434
1894パスカル・ウェーレイン Sauber1'33.483
199マーカス・エリクソン Sauber1'33.970
NC5セバスチャン・ベッテル FerrariDNF

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ストフェル・バンドーン

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フェルナンド・アロンソ

フェルナンド・アロンソ

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