ROUND14

シンガポールシンガポール マリーナ・ベイ・サーキット 2017.09.16(土)

2017 SINGAPORE GRAND PRIX - 予選

2017 SINGAPORE GRAND PRIX - 予選

「上位で限界に挑む」

#SingaporeGP

マリーナ・ベイ・サーキット、9月16日(土)

McLaren-Hondaは、明日のシンガポールGPを8番手(フェルナンド・アロンソ)および9番手(ストフェル・バンドーン)からスタートします。

本日行われた予選において、両ドライバーは高い競争力を備えたマシンを武器に、Q1とQ2では余裕を持ってトップ10入りを果たしました。しかしながら、Q3では速いライバルチームがさらにスピードを上げてきたため、僅差で負ける結果となりました。

それでもチームは、明日ワールドチャンピオンシップポイントを獲得することを期待しています。

コメント

フェルナンド・アロンソ

MCL32-02
FP3 4番手 1分42.383秒(トップとの差 +0.554秒) 11周
予選
Q1 3番手 1分42.086秒 (オプションタイヤ)
Q2 9番手 1分41.442秒 (オプションタイヤ)
Q3 8番手 1分41.179秒 (オプションタイヤ)

フェルナンド・アロンソ「予選で両マシンをQ3に進出させるという最初の目標は達成したので、仕事の50%は完了しました。2つ目の目標は明日の決勝で両マシンが入賞することですが、我々のスターティンググリッドを考えると、それは可能だと思います。

ここでのレースペースは、いつも少し不明なところがあり、なかなか読めません。昨日のロングランは十分な距離ではなく、このコースではオーバーテイクが困難なので、ポジションは1周目が終わった時点でおおむね決まってしまうでしょう。

ですから、好スタートを切り、1コーナーでアクシデントに巻き込まれないように集中する必要があります。それ以降は集中力を維持し、ミスをしないようにします。非常に厳しいレースになりますが、ポイントを獲得できればと思います。

レースペースに関しては、上位6台のマシンは手が届かないほどの位置にいます。従って、我々は自分たちのポジションを死守し、可能であれば7位に浮上することを目標にします。

明日、自分たちの仕事を成し遂げられるよう願っています」

ストフェル・バンドーン

MCL32-03
FP3 5番手 1分42.439秒(トップとの差 +0.610秒) 13周
予選
Q1 5番手 1分42.222秒 (オプションタイヤ)
Q2 6番手 1分41.227秒 (オプションタイヤ)
Q3 9番手 1分41.398秒 (オプションタイヤ)

ストフェル・バンドーン「今回は両マシンのQ3進出を期待しながら、週末を迎えました。そして、今日それを達成できました。

Q1とQ2では、両セッションを通して常にスピードがありました。ただQ3では、ライバルチームと比べて、タイムを伸ばすことができなかったように思います。それでも、今日はチームのメンバー全員がスムーズかつ、着実な仕事をしてくれました。

今日はいいスタートを切れましたが、本当に大事なのは明日です。レース中に、セーフティカーの導入を何度か期待する場面がでてくるかもしれませんが、今回はいい気分で週末を終えられるのではないかと思っています」

THE MANAGEMENT

エリック・ブーリエ McLaren-Honda Racing Director
エリック・ブーリエ「ここは我々のマシンの強みに合うコースだと分かっていたので、両ドライバーが上位で限界に挑む姿をみて、うれしく思いました。

今日の予選で2台揃ってトップ10入りしたことで、常に難しく、厳しい、そして予測不可能なレースを迎えるにあたって、いい位置につけることができました。明日の決勝で、価値あるワールドチャンピオンシップポイントをさらに獲得できればと思います。

フェルナンドもストフェルも、週末を通してすばらしい走りをしてくれています。両ドライバーがこの困難で妥協を許さない市街地サーキットに挑む姿をみるのは、うれしいことです。それと同様に、蒸し暑いピットガレージ、ホスピタリティエリア、またはファクトリーといった場所にかかわらず、チーム全体がこの忙しいシンガポールGP週末を通して、非常に高いレベルで仕事をしてくれています。

これらが一つにまとまったとき、我々はレーシングチームという一つのユニットとして活動していると強調するに値します。競争力があるマシンがあれば、自分たちにもいい仕事ができることを証明するチャンスだと思っています」

長谷川 祐介 (株)本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者
長谷川 祐介「昨日に続き蒸し暑いコンディションのなか、2人のドライバーはFP3からいいパフォーマンスをみせていました。

予選もその勢いを維持し、2台ともQ3に進出を果たし、いいかたちで予選を終えてくれました。我々の得意とするテクニカルサーキットですので、ここで競争力があることは分かっていましたが、2人のドライバーともに確実にトップ10のポジションを獲得してくれたことは、うれしく思います。ただ、一方で、事前に想定していたよりも上位陣と差が開いてしまったと言う悔しさもあります。

ここはオーバーテイクが難しいサーキットですので、今日の予選結果は明日の決勝に向けて大きな意味を持ってきます。レースペースも悪くないと考えているので、明日はしっかりとスタートを決め、ポイント獲得はもちろんのこと、できる限り上位でフィニッシュできるよう、チームが一丸となって戦います」

リザルト

フリー走行3

順位 No. ドライバー チーム タイム/差
133マックス・フェルスタッペン Red Bull1'41.829
25セバスチャン・ベッテル Ferrari+0.072
344ルイス・ハミルトン Mercedes+0.142
414フェルナンド・アロンソ McLaren-Honda+0.554
52ストフェル・バンドーン McLaren-Honda+0.610
63ダニエル・リカルド Red Bull+0.688
727ニコ・ヒュルケンベルグ Renault+0.720
877バルテッリ・ボッタス Mercedes+0.763
97キミ・ライコネン Ferrari+0.879
1011セルジオ・ペレス Force India+1.181
1131エステバン・オコン Force India+1.280
1255カルロス・サインツ Toro Rosso+1.527
1330ジョリオン・パーマー Renault+1.539
1426ダニール・クビアト Toro Rosso+1.745
1519フェリペ・マッサ Williams+1.895
1620ケビン・マグヌッセン Haas+2.212
1718ランス・ストロール Williams+2.394
188ロマン・グロージャン Haas+2.466
1994パスカル・ウェーレイン Sauber+3.931
209マーカス・エリクソン Sauber+4.510

予選

順位 No. ドライバー チーム タイム
15セバスチャン・ベッテル Ferrari1'39.491
233マックス・フェルスタッペン Red Bull1'39.814
33ダニエル・リカルド Red Bull1'39.840
47キミ・ライコネン Ferrari1'40.069
544ルイス・ハミルトン Mercedes1'40.126
677バルテッリ・ボッタス Mercedes1'40.810
727ニコ・ヒュルケンベルグ Renault1'41.013
814フェルナンド・アロンソ McLaren-Honda1'41.179
92ストフェル・バンドーン McLaren-Honda1'41.398
1055カルロス・サインツ Toro Rosso1'42.056
以下Q2にて決定
1130ジョリオン・パーマー Renault1'42.107
1211セルジオ・ペレス Force India1'42.246
1326ダニール・クビアト Toro Rosso1'42.338
1431エステバン・オコン Force India1'42.760
158ロマン・グロージャン Haas1'43.883
以下Q1にて決定
1620ケビン・マグヌッセン Haas1'43.756
1719フェリペ・マッサ Williams1'44.014
1818ランス・ストロール Williams1'44.728
1994パスカル・ウェーレイン Sauber1'45.059
209マーカス・エリクソン Sauber1'45.570

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