ROUND08

アゼルバイジャンアゼルバイジャン バクー市街地サーキット 2017.06.24(土)

2017 AZERBAIJAN GRAND PRIX - 予選

2017 AZERBAIJAN GRAND PRIX - 予選

「明日の決勝に焦点を当てる」

#AzerbaijanGP

バクー市街地サーキット、6月24日(土)

今週末は両ドライバーが大きなエンジンペナルティーを受けるとともに、このサーキットの特徴は我々のマシンの強みにはあまり合っていないため、今日の予選が多少残念な結果になることは分かっていました。

フェルナンド・アロンソは、Q1で16番手のタイムとなったものの、明日は20番手からスタートします。一方、チームメートのストフェル・バンドーンは19番グリッドとなります。

チームは、レースでのパフォーマンスにより重点を置いたかたちで、本日のセッションを実施しました。今週末は今のところアクシデントが多発しており、明日バクーの市街地コースで行われるレースは長く、波乱の展開になることが予想されています。その中で、我々はポジションを上げられるよう願っています。

コメント

フェルナンド・アロンソ

MCL32-03
FP3 14番手 1分44.741秒(トップとの差+1.999秒) 18周
予選
Q1 16番手(※) 1分44.334秒 (オプションタイヤ)
※新しいMGU-H(6基目、10グリッド)、ターボチャージャー(TC)(6基目、5グリッド)、内燃機関(5基目、10グリッド)、MGU-K(5基目、5グリッド)、MGU-H(7基目、5グリッド)およびTC(7基目、5グリッド)を搭載したことにより40グリッド降格ペナルティーを受けるため、決勝は20番手からスタート

フェルナンド・アロンソ「レースに向けた準備という点では、いい仕事ができました。使用したタイヤは1セットのみで、燃料の搭載量は少なく、いくつかのチェックを行いました。

ここでは、競争力がないことは分かっています。ただ、明日は長く、骨の折れるレースになります。これまでに、ほぼすべてのドライバーがミスをしていますが、明日は自分たちがミスをしないようにする必要があります。

今回のようなグランプリでは、レースを完走し、チームのためにデータを収集するとともに、マシンの改善を続けていかなければなりません。

また、明日はウオールにクラッシュしないようにする必要があります。ポイント圏内で完走できるように全力を尽くします」

ストフェル・バンドーン

MCL32-02
FP3 16番手 1分45.143秒(トップとの差+2.401秒) 17周
予選
Q1 19番手(※) 1分45.030秒 (オプションタイヤ)
※新しいMGU-H(6基目、10グリッド)、TC(6基目、5グリッド)、MGU-H(7基目、10グリッド)、TC(7基目、5グリッド)およびギアボックス(5グリッド)を搭載したことにより35グリッド降格ペナルティーを受けるため、決勝は19番手からスタート

ストフェル・バンドーン「今週末は、19番手からスタートする運命だったのだと思います。

今日の予選では、大きなサプライズはありませんでした。今週末は常にレースに焦点を当ててきたので、今日の結果はそれほど意味のないものです。ここで少し苦戦することは分かっていましたし、今のところいいペースをつかめていませんが、明日も全力で挑みます。

ここは難しいサーキットです。長いストレートがあるので、ブレーキとタイヤの温度が下がり、それによってブレーキングのタイミングをうまくつかむことが非常に難しくなります。ただ、コース上にチャンスがあることは確かです。これまで各セッションでコースオフするドライバーが続出しているので、その恩恵を得られるようにしたいと思います」

THE MANAGEMENT

エリック・ブーリエ McLaren-Honda Racing Director
エリック・ブーリエ「午後の予選結果は、とても残念でした。今週末は両ドライバーがエンジンペナルティーによって後方からスタートすることは分かっていたものの、グリッド最後尾になることは決してうれしいものではありません。

今日は、レースに向けてマシンを仕立て上げることに重点を置いていました。午後の予選では、みんなのためにコース上に出て、まずまずのパフォーマンスを披露したいと思っていましたが、それと同時に明日の決勝に焦点を当てるつもりでした。

今週末は今のところ、各セッションでコースオフやアクシデントが発生しているので、自分たちのポジションを上げるために、どんなチャンスも活かすつもりです。我々はレーサーです。明日は全力を尽くします」

長谷川 祐介 (株)本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者
長谷川 祐介「今日はFP3セッションから順調にプログラムを消化できた1日でしたが、長い直線を持つパワーサーキットであることや、ペナルティーを受けることが事前に決まっていたため、難しい予選になると考えていました。

ただ、予選ではQ2進出のポテンシャルはあると思っていたので、トラフィックの中での走行となったことが影響し、両方のマシンともにQ1で終わってしまったことは残念でした。

昨日はフェルナンド側のPUを新しいスペックのものにしていたものの、FP2でのギアボックストラブルの影響を確認するために、今日は従来のスペックに戻さなくてはいけませんでした。

新スペックのPUからはパワーの向上について前向きな結果を得られていたので、もしも今日使用することができていたら、予選結果が変わっていたのではと考えています。

決勝ではグリッド後方からのスタートになりますが、我々のドライバーはいつも通りの高いパフォーマンスを見せてくれるでしょう。また、下位カテゴリーであるF2の今日のレースで、多くのセーフティカーが入っていたこともあり、明日の我々にも順位を上げていくチャンスはあると思っています。

ポイント獲得の機会を逃さないよう、引き続き努力を続けていきたいと思います」

リザルト

フリー走行3

順位 No. ドライバー チーム タイム/差
177バルテッリ・ボッタス Mercedes1'42.742
27キミ・ライコネン Ferrari+0.095
344ルイス・ハミルトン Mercedes+0.416
43ダニエル・リカルド Red Bull+0.545
531エステバン・オコン Force India+0.602
633マックス・フェルスタッペン Red Bull+0.872
719フェリペ・マッサ Williams+0.996
826ダニール・クビアト Toro Rosso+1.166
918ランス・ストロール Williams+1.298
1011セルジオ・ペレス Force India+1.396
1127ニコ・ヒュルケンベルグ Renault+1.570
125セバスチャン・ベッテル Ferrari+1.602
1355カルロス・サインツ Toro Rosso+1.659
1414フェルナンド・アロンソ McLaren-Honda+1.999
1520ケビン・マグヌッセン Haas+2.184
162ストフェル・バンドーン McLaren-Honda+2.401
178ロマン・グロージャン Haas+2.749
189マーカス・エリクソン Sauber+2.903
1994パスカル・ウェーレイン Sauber+2.980
2030ジョリオン・パーマー Renault+10.298

予選

順位 No. ドライバー チーム タイム
144ルイス・ハミルトン Mercedes1'40.593
277バルテッリ・ボッタス Mercedes1'41.027
37キミ・ライコネン Ferrari1'41.693
45セバスチャン・ベッテル Ferrari1'41.841
533マックス・フェルスタッペン Red Bull1'41.879
611セルジオ・ペレス Force India1'42.111
731エステバン・オコン Force India1'42.186
818ランス・ストロール Williams1'42.753
919フェリペ・マッサ Williams1'42.798
103ダニエル・リカルド Red Bull1'43.414
以下Q2にて決定
1126ダニール・クビアト Toro Rosso1'43.186
1255カルロス・サインツ Toro Rosso1'43.347
1320ケビン・マグヌッセン Haas1'43.796
1427ニコ・ヒュルケンベルグ Renault1'44.267
1594パスカル・ウェーレイン Sauber1'44.603
以下Q1にて決定
1614フェルナンド・アロンソ McLaren-Honda1'44.334
178ロマン・グロージャン Haas1'44.468
189マーカス・エリクソン Sauber1'44.795
192ストフェル・バンドーン McLaren-Honda1'45.030

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フェルナンド・アロンソ

フェルナンド・アロンソ

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ストフェル・バンドーン

ストフェル・バンドーン

ストフェル・バンドーン

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