走行性能

※写真は海外仕様車で、アクセサリー装着車。 また、海外で撮影したものです。Photo: CBR650R

エンジン

スーパースポーツを予感させる、官能的な走りの歓び。
648cm3水冷DOHC直列4気筒

エンジンは、インレットポート側カムシャフトのバルブタイミングを変更することで中回転域のトルクを向上。市街地での扱いやすさとワインディングなどでのキビキビした走りを両立している。さらに直列4気筒の吹け上がり感は、スポーツバイクならではの興奮と充実感を満喫できる出力特性としている。

イメージCG

Honda E-Clutch

世界初*1 クラッチコントロール自動制御システム
Honda E-Clutch

クラッチコントロールを自動制御することで、ライダーの手動による操作*2を不要とした「Honda E-Clutch(ホンダ イークラッチ)」を世界で初めて*1開発し採用*3。Honda E-Clutchは、発進、変速、停止など、駆動力が変化するシーンでライダーのクラッチレバー操作を必要とせず、最適なクラッチコントロールを自動制御することで違和感のないスムーズなライディングを実現。また、電子制御中でもライダーがクラッチレバー操作を行えば、手動によるクラッチコントロールを可能とし、ライダーの要求に幅広く対応している。さらに、システムのON/OFFを選択でき、システムON時は基本的にクラッチ操作を自動で制御。システムOFF時は通常のMT車と同様、常時(発進時、変速時、停止時)ライダーによるクラッチ操作が必要な設定としている。

*1 Honda調べ(2023年10月時点) *2 シフトペダルによる変速操作は必要です。 *3 タイプ別設定

Honda E-Clutchカットモデル

※写真は海外仕様車で、アクセサリー装着車。また一部の部品を取り外しています。
Photo: CBR650R E-Clutch

Photo:CBR650R E-Clutch

エアクリーナー

直4ならではのパワーフィールの獲得に貢献するエアクリーナー

高回転エンジンに適したダウンドラフト式吸気レイアウトを採用。吸気がスムーズにファンネル側に流れる構造とし、合わせてエアクリーナー形状の適正化により、高回転域までストレスなく一気に吹け上がる直4ならではのパワーフィールの獲得に貢献している。

ラムエアダクト

鋭いエンジン回転上昇フィーリングをもたらすツインラムエアダクト

効率的にフレッシュエアを取り入れられるツイン吸気ダクト。専用のラムエアダクトを採用することで、走行時の風圧(ラム圧)による高速域でのエアクリーナー内気圧を高め、燃焼室への吸気充填効率を追求。高速域での鋭いエンジン回転上昇フィーリングを提供する。

マフラー

胸のすくような吹け上がり感、エキサイティングなサウンドを実現するマフラー

マフラーは、テールパイプ後端をライダーが排気音をより楽しめる角度とし、パワーユニットの特性と合わせ、消音性能を維持しながらも直4ならではのエキサイティングな走りとサウンドを楽しむことができる。

Photo:CBR650R E-Clutch

クラッチ

より快適でスムーズな乗り味へ。
アシスト&スリッパー® クラッチ*

アシスト機能がクラッチレバー操作荷重の軽減に貢献するとともに、スリッパー機能がシフトダウン時に発生するエンジンブレーキによるショックをやわらげるアシスト&スリッパー®クラッチを採用している。

*「アシスト&スリッパー」は株式会社エフ・シー・シーの登録商標です。

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トルク コントロール

加速時やスリップしやすい路面での安心感をもたらすHSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール)

後輪への駆動力レベルを必要に応じて制御するHSTC。前後輪の速度差から算出された値に基づき、燃料噴射量調整によるエンジントルクの最適化で加速時の後輪スリップ抑制やスリップしやすい路面での安心感に寄与。システム作動は左ハンドルのトルクコントロール(TC)スイッチのON/OFFで選択が可能となっている。

※HSTCはスリップをなくすためのシステムではありません。あくまでもライダーのアクセル操作を補助するシステムです。したがって、HSTCを装備していない車両と同様に、無理な運転までは対応できません。運転するときは急なアクセル操作を避け、安全運転をお願いします。

  • ※一部の写真はクローズドコースで撮影したものです。また、走行写真は、プロライダーによる走行を撮影したものです。一般公道で走行する場合は制限速度を守り、無理な運転をしないようにしましょう。