「サウンド波間田キャンプ場」は小さな山に囲まれた入り江にあり、穏やかな瀬戸内海と、その先にある因島、生口島(いくちじま)、岩城島(いわぎじま)を眺めて過ごせるキャンプ場です。
区画はすべて芝生のフリーサイト。クルマは乗り入れできませんが、自転車なら自分のサイトまで荷物を運べます。
キャンプ場のすぐ目の前にかわいらしいサイズの砂浜が広がる、抜群の立地。北西向きで、美しいサンセットも望めます。
わー! 瀬戸内海に浮かぶ島々の風景だ! 憧れの景色とともにキャンプできるなんて幸せすぎる!
島旅はこういう小規模のキャンプ場を巡るのが楽しみのひとつ。おだやかで良い場所だな~。
寝室はフロアにタイベック、その上にブランケットを敷いています。長辺120cmサイズのインフレータブルエアマットに、マミー型の寝袋で寝床をしつらえました。自転車キャンプにしては重装備気味の寝室ですが、健康を第一に気遣った女性らしいチョイスです。
リビングは簡素なお座敷スタイルにして、ギアはどれも超軽量(ウルトラライト)で揃えています。特に組み立て式のテーブルは自転車ブランドがデザインした逸品で、重さはたったの89g!
総重量約5kgの荷物で作ったサイトとは思えないほど、すごいちゃんとしてる!
もともと交通公共機関を利用してキャンプをしていたので、切り詰めた道具でサイトを作るのは得意ですから!
テント内はフルサイズで厚みのあるエアマットとフカフカの寝袋。自転車を漕いだ疲れも、しっかりと癒やしてくれると思います。
チェアがあるのも嬉しいポイント。さらにはクッカーはソロ用のクッカーとしては大きめのサイズで2〜3人まで対応。その奥にあるバッグもクーラー仕様なので、生鮮食品を持ち込んで凝った料理も楽しめます。
そして、どうしても譲れなかったのが焚き火台! 自転車キャンプで焚き火を楽しもうなんて、我ながら欲張りですよね。でも焚き火はキャンプの醍醐味のひとつ。こればっかりは譲れません!
スマチャリを使えば、自転車キャンプであってもあまり重量を気にせずに持っていけそうだと思って。道具の総重量は約10kgありますが、これでも本当にラクでしたよ。
2人で共用できるギアを佐久間が積んで走ってくれたから、なんか豪華なキャンプになって得した気分!
忘れてはいけないのが、バッテリーの充電。スマチャリで走る自転車キャンプでは電源サイトのあるキャンプ場に宿泊しなくてはいけないので、その点だけ注意が必要です。
スマチャリの専用アプリで走行ログを確認。本日の走行距離は約41km。荷物を積載して走る自転車キャンプでは、「よく走った!」と思える長さではないでしょうか。
おぉ、具がもりもりだ! おいしそう!
でも、「かんきつジビエ鍋」なのに、かんきつ類がお鍋に入ってなくない?
イノシシがかんきつ類を食べてしまって、それにより被害があるんだとか。なので駆除しているそうですよ。
なるほど、かんきつ類を食べて育ったイノシシだから「かんきつジビエ鍋」ね。
ん!? てことは、あのおいしいはっさくも食べているってこと? 贅沢なイノシシだ。
本当に臭みがない! そして柔らかい!
イノシシって言われないと気づかないレベル。体も温まるし最高すぎる〜。
ほかにもジビエBBQや海鮮メニューもあるそう。地のものをキャンプ場でおいしくいただけて、これぞ「キャンプ旅」って感じ!
朝から1日しまなみ海道とゆめしま海道を走ってみて、どうだった?
スマチャリは快適そのもの! AIによる適度なアシストで自分で漕いでいる実感がありつつもグイグイ前進するから、これだけの荷物を積んでるのにどんどん寄り道できそうな気がします。
私の自転車はアシストがないから、それなりにキツかったな〜。しかも最後の最後でギアが壊れるし……。
しまなみはサイクリストの聖地だから、腕利きの自転車整備士がいるはず。きっとすぐに直してくれますよ!
だといいんだけど……。もしダメだったら悔しいけどリタイアします……。
はっさく屋
広島県尾道市因島大浜町246-1(因島大橋記念公園内)
TEL:0845-24-0715
営業時間 8:30~売り切れ次第終了
定休日:月・火
https://0845.boo.jp/hassaku/
大山神社
広島県尾道市因島土生町1424-2
TEL:0845-22-0827 / 0845-23-6000
営業時間:平日8:30~16:30 / 土日祝8:30~17:00
定休日:無休
https://ooyamajinja.net/
サウンド波間田キャンプ場
愛媛県越智郡上島町生名2798
TEL:0897-72-8905
営業時間:平日8:30~17:00(管理棟)
定休日:無休(年末年始を除く)
https://yumeshima.club/camp/
スマチャリは自転車に電動アシストを後付けできるユニットと、連動するスマートフォンアプリで自転車を電動化できるシステム。個人的にすごく気に入ったので自費で購入しました。ここでは僕の個人的な推しポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください!
とにかく軽快なAIによる電動アシスト
電動アシストの強弱をスマホ側で制御する機能があり、漕ぎ出しも走行中もとにかく軽快。走行シーンを解析し、出力を全自動で調整するAIモードは、わざとらしいアシストじゃなく自然な感覚で走れるから、確かにラクなのに自転車を漕ぐ喜びもしっかり感じられます。
電動アシスト付き自転車っぽくない見た目
既存の自転車に電動アシストユニットを取り付ける仕組みだから、見た目が“いかにもな電動自転車”じゃなくてカッコいい! パッと見は普通のクロスバイクですよね。
バッテリーと充電器が小さい
電動自転車のバッテリーと充電器って、普通もっと大きくないですか? この小ささなら、自転車キャンプにも余裕で持って行けますよ。
スマホと連動して様々なことができる
スマチャリに乗っている人同士で位置を共有したり、なんかいろんなことができるみたいなんですけど、僕がよく使うのは速度表示機能と走行ログ機能です。走ってる最中に速度が分かったり、走り終えた後にログで1日を振り返られるのはけっこう楽しいですよ。