全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会と

Honda福祉車両体験イベントを開催

11月11日(月) 表参道 イベントスペース

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

Hondaは2年前から全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会との交流を通し、身体の不自由なお子様をお持ちのお母様方から、日常の使い勝手をはじめとする様々な意見を伺うことで、福祉の商品開発の参考にしています。

今回のイベントでは、普段クルマを運転されているお母様方の「どんな福祉車両があるか知りたい」「日常点検のポイントや買い替え時期について知りたい」といったクルマに関する疑問にお答えするかたちで、新型FREEDに代表される最新の福祉車両に触れて頂きながら、商品企画スタッフと意見交換をしました。

全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会

特別支援学校PTA相互の協調をはかるとともに、全国における特別支援教育、肢体不自由教育の向上発展を促進することを目的に1958年に設立。

令和元年度現在の会員数(学校数)は216校、児童・生徒数は約17,000人。

クルマについてのお話

福祉車両の種類や選び方のポイントについての説明からスタート。

福祉車両には、車いす仕様車やリフトアップシート車などの「介護車両」と、手足が不自由な方が自分で運転できるように運転補助装置をつけた「自操車両」があることや、福祉車両えらびのポイントなどをご紹介したほか、近年の先進安全技術の進化と事故発生の低減効果などについてもお話しました。

また、“ちょうどいい”をコンセプトに開発されたFREEDは、コンパクトなのに室内空間が広いことに加え、女性に嬉しい装備がたくさんあること、家族のニーズにあわせて選べる3タイプの福祉車両があることを紹介しました。お母様方からは「学校で使用している親御さんの車を見ただけだったので、話を聞けてFREEDの魅力を理解できました」とのお声をいただきました。

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

車両確認

会場内に10月にデビューした新型FREEDの車いす仕様車と助手席リフトアップシート車を展示。見るだけでなく、実際に触って、ためして、乗り込んで、使い勝手の良さを体感いただきました。

普段は標準車に車いすから移乗させているという方からの「これほどラクに乗り込めるとは思わなかった」といった感想のほか、「見た目と違って中がこんなに広い」「福祉車両としての機能だけでなく、運転席から後席の様子が見られるミラーが便利」と言った声も聞かれました。

また、会場奥のテラスエリアには運転補助装置を装着した、東京モーターショーでお披露目したばかりの新型フィット 助手席回転シート車の姿もあり、注目を集めていました。

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

ワイガヤ・コミュニケーション

ランチタイムを経て、最後は日頃のクルマの悩みや、福祉車両についての意見交換を実施しました。

「車いす仕様車というと『荷室に積みこまれる』みたいなイメージがあったけれど、こんなに快適そうなら使ってみたい」「リフトアップシート車は、動きのスムーズさにびっくり。乗ること自体の楽しさもあって、子供が喜びそう」といった感想や、「助手席回転シートとリフトアップシート車の機能を合体させたものがあったらいいのに」「雨の日の移乗が大変だから、傘を固定できるアイテムが欲しい」といった要望などが寄せられ、参加者の方からたくさんの貴重なご意見をいただきました。

「移動の喜びを一人ひとりに」。Hondaはこれからも“人間尊重”の基本理念のもと、誰もが気持ちよく、楽しく乗れるクルマづくりをすすめるとともに、身体の不自由な方々が活躍できる機会や場の拡大をサポートしてまいります。

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

  • 画像

イベントを終えて

全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会の澤村会長からは、

「このような機会をいただきましたこと、本当に感謝しています。福祉車両の世界を実際に見て、触れることで優しいクルマであることがわかり、大変勉強になりました。私達の医療的ケア、寝たきり、車いすの世界はこれから先の高齢化社会の縮図です。是非、私達の意見を今後の高齢化社会の市場ニーズとして利用し、技術開発にお役立てください。ありがとうございました」とのメッセージを頂きました。

※本ページで使用している写真は、イベント当日に撮影したもので掲載文のイメージになります。