第46回 国際福祉機器展
H.C.R.2019 イベントレポート

9月25日(水)~27日(金) 東京ビッグサイト

第46回 国際福祉機器展 H.C.R.2019 イベントレポート

「第46回 国際福祉機器展 H.C.R.2019」は、高齢者や障がい者の方々の快適な生活を多くの企業が提案する総合福祉展。今年もHondaは、“Fun for Everyone. Honda ~移動の喜びを一人ひとりに~”という考えのもと、「N-BOX スロープ仕様」をはじめ、幅広いラインアップの福祉車両を展示。様々な展示物やデモンストレーション、実機を用いた体験コーナーなどを通じて、Hondaの福祉への取り組みを来場者の皆様にご紹介しました。

ゲストトーク

ゲストトークは、プロ車いすテニスプレイヤーの国枝慎吾選手を迎えて行われました。世界ランキング第2位(2019年9月現在)の国枝選手。フィジカル面では「肘の故障をしないようにラケットの握り方から見直しました。」と実際にそのスイングを披露。メンタル面では「俺は最強だ」と唱える「断言トレーニング」を行い、常に自信のある状態でプレーできるようになったとのこと。そして自身とHondaの共通点について「常にチャレンジする姿勢が共感できます。」と語りました。またオデッセイを3台乗り継いでいるという国枝選手。「車いすテニスは荷物が多いので、オデッセイのキャパシティがあるところや、車いすの人にとって車高が低くて乗り降りしやすいところがいいですね。」と語り、さらに「免許を取って自由が広がったとき、車いすの人にとって車は人生を豊かにするものであると感じました。」と自身と車について語りました。ハンディがあっても、強い意志と明るさで乗り越えていく国枝選手の姿勢を感じるトークショーとなりました。

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国枝慎吾 選手

車いすテニスプレーヤー

プロ車いすテニス選手。

世界ランキング第2位。グランドスラムではシングルス・ダブルス合計世界最多の優勝42回。

また、年間グランドスラムも5回達成という驚異の記録を樹立した。

デモンストレーション

イベントでは2種類のデモンストレーションを実施。1つ目は「N-BOX Custom スロープ仕様」。ナビゲーターが実車を用いて、車いす乗車モードへの操作手順が従来の半分になったことや、スロープを利用すれば重い荷物や自転車も楽に積載できることなど、福祉車両としても普段使いとしても、扱いやすいことをご紹介しました。2つ目は、病気や加齢などで歩くことが困難になった方の歩行訓練をサポートする「歩行アシスト」のプレゼンテーション。こちらも実機を用いて使い方や機能を紹介。体験コーナーでは、来場者の皆様にも実際に使用していただきました。

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イベントレポート

来場者の皆様の関心を特に集めていたのが、「N-BOX スロープ仕様」。お子様が車いすを使う方からは、「天井までが高いので、車いすを使ううちの子どもが成長して大きくなっても、使えそうだと思いました」という感想をいただきました。また、介護する方からは「小回りが利きそうなのが良いですね。ウインチもスロープもシンプルで使いやすかったです」と評価していただく人気ぶり。さらに、先日発売されたばかりの「N-WGN 助手席回転シート車」にも、多くの来場者の熱い視線が。「N-WGNが新しくなったから気になって見に来ました。助手席回転シートは操作が簡単で使いやすい。将来的に自分の親を乗せられたらいいなと。乗り降りがしんどかったら、クルマに乗りたくなくなってしまいますから。」といったお声も寄せられました。出展したモビリティーを通じて、一人でも多くのお客様のお役に立てるよう取り組むHondaの姿勢を、来場者の皆様にお伝えしました。

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※本ページで使用している写真は、イベント当日に撮影したもので掲載文のイメージになります。