『第24回 カフェカブミーティング in 青山』オンラインイベント イベントレポート

2020年10月23日(金)~30日(金)

Hondaウエルカムプラザ青山では、世界中で愛されるカブのオーナー様が全国から集まる『カフェカブミーティング in 青山』を、1997年より毎年開催してきました。第24回となる今年は、初のオンラインイベントとしての開催。コンテストには全国からたくさんのご参加をいただき、例年以上に大盛況のイベントとなりました。

毎年恒例のコンテストも、今年はインスタグラム上で開催しました。
多くの方にエントリーをいただき、コンテストには464台のカブが参加しました。どれも、オーナーの皆さまのこだわりが詰まった装いで、投票を受け付けたカフェカブ青山のインスタグラムアカウントには、さまざまなバリエーションのカブの写真が並びました。

オンラインコンテストとなった今回も、例年通りに一般の方の人気投票と、協賛企業による選定を経て、各賞が決定。人気投票は、インスタグラムでの“いいね”の数で順位が決まりました。

人気投票1位人気投票1位

人気投票1位に選ばれたカブは、オーナー様が投稿時のコメントにて「カブ型タイムマシーン」と呼ぶ、こだわりのカラーリングが施されたスーパーカブ90。なんと、「缶スプレーでの自家塗装」だそうです。

人気投票では、1位から同率の6位まで、全部で7台のカブが受賞。コンテスト結果ページでは、受賞者のコメントも掲載しています。

人気投票入賞カブ 2位~6位人気投票入賞カブ 2位~6位

たくさんの応募の中に、極めて貴重な新品の「カブF2型キット」の応募がありましたので、特別にご紹介します。(参加規程上、エントリーは見合わせいたしました)

1952年に本田宗一郎さんが、自転車に取り付けるバイクモーターキットを開発・販売しました。「新米・猛獣の子供」を意味するCubと命名され、このネーミングが現在のスーパーカブに繋がります。軽合金ダイキャスト製のエンジンは軽量コンパクトで、爆発的なヒット商品となり、Hondaを日本一のオートバイメーカーにしました。

宗一郎さんのビジネスパートナーだった藤沢武夫さんの発案で、このキットはカラフルな文字入りの段ボール箱にパッケージして販売されました。

今回のカフェカブ青山2020に投稿されたのは1953年製カブF2型の新品で、パッケージの段ボール箱も大切に保存されています。

エントリーいただいた「カブF2型キット」のお写真エントリーいただいた「カブF2型キット」のお写真

大切に保管いただき、ありがとうございます。

また、例年であればゲストをお招きし、リアルな場でトークを繰り広げて頂いておりました「バイクフォーラム」ですが、今年は残念ながら開催することができませんでした。

しかし、歴代カブの開発責任者や、さらには二輪専門誌をはじめとするさまざまなメディアの皆さまからたくさんのコメントをいただくことができました。特設ページにてご紹介しております。

さらに、ウエルカムプラザ館内には今年発売したスーパーカブ110『天気の子』ver.や、CT125・ハンターカブを展示。

展示の様子展示の様子

10月31日(土)からは、コンテストにご参加いただいた全車両を集めた、パネルの展示も行いました。

パネル展示パネル展示

今回は形を変えての開催となった『カフェカブミーティング in 青山』。いつものように会場に集まることは叶いませんでしたが、オーナー様やカブファンの皆様にほんの少しでもお楽しみいただけたのであれば幸いです。

また来年、元気にお会いできる日を願っています。

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