決勝直前!2019鈴鹿8耐ファンミーティング

2019年7月21日(日)

Hondaウエルカムプラザ青山では、7月25日(木)~28日(日)に鈴鹿サーキットで開かれる、「2018-2019 FIM世界耐久選手権シリーズ最終戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース」を前に、参戦するチームとライダーによるファンミーティングを開催しました。

MCを務めたのは、サーキットでのレース実況で活躍する、和田鉄平さん。会場を大いに盛り上げてくれました。

今回のファンミーティングには、Honda主要3チームの代表とライダーが参加しました。

<参加チーム>

Red Bull Honda
・高橋 巧 選手
・清成 龍一 選手
・桒田 哲宏 HRC レース運営室 室長

F.C.C. TSR Honda France
・ジョシュ・フック 選手
・マイク・ディ・メリオ選手
・フレディ・フォレイ選手
・藤井 正和 チーム総監督

MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
・水野 涼 選手
・本田 重樹 総監督

トークセッションは、チームごとに登壇する形で行われました。まずはMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaから。水野選手と本田総監督が、昨年のレースを振り返りながら、今年にかける意気込みを語りました。

水野選手は、「去年は自分の転倒で8耐を終わらせてしまった。マシンをチェッカーまで運ぶことができず悔しかった」と話す一方で、ここまでのテストでの手ごたえを感じていて、「去年に比べると、チームもマシンも大幅にバージョンアップしている。トップとの差も縮まっていて、レースが楽しみ」と、意気込みを語りました。
本田総監督も、「水野選手はマシンにも慣れてきて、走りも安定してきた。今年は水野選手のセッティングをベースにしてチームとしてレースに挑む。いい雰囲気で挑めているので、まずは完走して、その中で上位を目指していきたい」と、水野選手に期待を寄せました。

続いて登場したのは、F.C.C. TSR Honda France。ディフェンディングチャンピオンとして挑んだFIM 世界耐久選手権でのシーズンの感想を語りました。藤井総監督は「(第2戦の)ル・マンを落としたのが痛かった。(第4戦の)オッシャースレーベンで勝てなければ、日本に帰ってこられないつもりで戦い、勝ちにいったし、それを実現できた。今回(鈴鹿8耐)も、しっかり勝ちにいって、逆転チャンピオンを狙いたい」と抱負を述べると、ライダーのジョシュ・フック選手も「オッシャースレーベンで勝ったことで調子を取り戻せている。僕らはすばらしいマシンで戦えているので、最終戦の鈴鹿でベストを尽くしたい」と意欲をみせました。

トークセッションの最後を飾ったのは、Red Bull Honda。桒田室長は昨年のレースについて、「非常に悔しいレースになったし、全体的に力負けをしていた部分があった」と振り返る一方、「マシンとチームワークを煮詰めて、今年こそ勝てるようにしたい」と奮闘を誓いました。エースライダーの高橋巧選手は、7月9日(火)~11日(木)に行われた、8耐の合同テストで3日間続けてトップタイムを記録。鈴鹿サーキットで行われた全日本ロードレース選手権(2レースともにポールトゥウイン)を含めて、直前までの準備が順調に進んでいることをアピール。「いい流れをキープしたまま来られている。このまま8耐決勝まで突っ走っていきたい」と、力強い言葉で締めくくりました。

イベントの最後には、パドックパスや、サイン入りのチームグッズが当たる、抽選会を実施。さらに、館内で鈴鹿の雰囲気を体験できる「8耐プレ PIT WALK@ウエルカムプラザ青山」を今年も実施。ライダーたちと間近に交流できるチャンスに、会場は大いに盛り上がる中、イベントは終了しました。

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