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2018 FIMトライアル世界選手権
第2戦ストライダー 日本グランプリ 日本人ライダー壮行会

2018年5月27日(日)

Hondaウエルカムプラザ青山では、ツインリンクもてぎで開催されるトライアル日本GPに先駆け、日本人ライダー壮行会を開催しました。

今回のイベントでは、日本GPに参戦する日本人ライダーをゲストに迎えたトークショーと、ご来場の皆さまにトライアルの魅力を知ってもらうため、トライアルデモンストレーションを実施。イベント前に、ストライダー青山GPが開催されたこともあって、モータースポーツファンのほか、たくさんの親子連れの方もご来館くださいました。

館内には、NSX GT3のコックピット体験や、F1やトライアルのゲームなど、親子で楽しめるコーナーも用意。お子さまにも楽しみながらモータースポーツの魅力を堪能していただきました。

トークショーのゲストは、世界選手権参戦23年目の藤波貴久選手、全日本選手権5年連続チャンピオンの小川友幸選手、そして日本を代表するYAMAHAライダーの黒山健一選手、野崎史高選手。赤と青のフラッグに染まった会場の中に登場し、司会の平山みゆきさんとともに、トライアルの魅力がたくさん詰まった仲のいいトークで会場を盛り上げてくれました。

最初の話題はトライアルの魅力について。小川選手と野崎選手は「ほかの競技と違ってお客さまとライダーの距離が近いので、間近で応援できること、そしてライダーの表情なども見どころ」と紹介してくれました。さらに、ロードレースのライダーもトレーニングに取り入れているトライアル技術のすごさを藤波選手が語ると、小川選手と黒山選手が自転車でその技術を実演。自転車でジャックナイフなどトライアルならではの技を披露すると、会場に集まったストライダーキッズからは「わぁ!」っと驚きの声が飛び出していました。

そして、話題は週末に開催される日本GPへ。世界で戦う藤波選手にとっては唯一の母国大会で「毎年、日本GPから調子を上げて、シーズンの結果を残している」とシーズンで重要な一戦になっているらしく、日本選手権に参戦している3人も「日本人ライダーのレベルを世界に見てもらいたい」と、スポット参戦への意気込みを語ってくれました。

ちなみに、ゲストの4人は子どものころからライバル、そして友人として切磋琢磨してきたとのこと。藤波選手から日本タイトルの連覇記録を争っている小川選手、黒山選手に対して「こんな仲のいい1位、2位はどのカテゴリーにもいないですよ(笑)」とコメントが出るなど仲のよさが伝わってきました。そんな4人から会場のストライダーキッズに向けてアドバイスをもらいました。

藤波選手:
「自分たちもそうでしたが、目標を持つこと。なにがしたいのか決めて進めば、いろんな方向が見えてきます」

小川選手:
「二輪車は危ないと言われがちですが、安全なところで練習し、失敗したらなんで失敗したのか考えてほしい。そうすることが公道での安全に活きてくるし、そこからレースに進む子が出てくると思います」

黒山選手:
「遊びでも、勉強でも、ほかのスポーツでも、やるからには本気で真剣にやってほしいです」

野崎選手:
「まずはレース会場にいって、直接レースを観てほしいです。そこで、いつか自分もトップライダーになりたいと憧れを持ってもらえるとうれしいですね」

最後に、4人から日本GPへの意気込みを語っていただき、大きな期待が込められた拍手とともにトークショーは終了しました。

次のプログラムは、皆さまお待ちかねのトライアルデモンストレーション。青山ビルの屋外に特設会場を準備して、日本を代表するトップライダーが“世界レベルの技”で会場を盛り上げてくれました。

イベント最後には、4人のライダーがサイン会を実施し、ファンと交流。会場のファンの皆さまから、日本GPに出場する藤波選手、小川選手、黒山選手、野崎選手にパワーを送っていただき「日本人ライダー壮行会」は大盛況のうちに終了しました。また、この日はSUPER FORMULA第3戦のパブリック・ビューイングも併催され、ファンの皆さまには、ウエルカムプラザ青山で一日中、モータースポーツを楽しんでいただけました。