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「鈴鹿8耐 40周年」記念トークショー

開催日:7月17日(月) 14:00~15:30

ウエルカムプラザ青山では、7月30日に開催される鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)の40周年を記念して、ファンイベントを開催しました。

イベント開催に伴って館内には、鈴鹿8耐で活躍してきた歴代のマシンを展示。鈴鹿8耐の40周年を振り返るパネルも展示され、訪れたファンの方々は当時を懐かしみながらご覧になっていました。

トークショー当日は、最多5回の優勝を上げている宇川徹さん、過去4回優勝、最多7回のポールポジションを獲得している伊藤真一選手、ともに3回の優勝経験がある秋吉耕佑選手、高橋巧選手といった鈴鹿8耐の勝ち方を知っているライダーをゲストに、過去の戦いを振り返りながら語っていただきました。

14:00になると、鈴鹿8耐のレース実況でもおなじみのピエール北川さんが司会として登場。そして、ピエールさんの「3、2、1、スタート!」の掛け声でライダーたちが登場し、大きな拍手と歓声の中、イベントがスタートしました。

トークショーでは、鈴鹿8耐にはいろいろ思い出がある宇川さんが、伊藤選手とのペアで勝利を挙げた第20回大会は、実はレース終了30分前にエンジンが壊れていたという裏話を披露。また、「昔は伊藤選手が怖くて、マシンのセッティングについてなにも言えなかった」と発言すると、会場からは大きな笑いが。伊藤選手は鈴鹿8耐で転倒すると「1年に1回しかないから、ずっと引きずりますよ。リベンジするにも1年後ですからね」とコメント。2014年に転倒した経験がある秋吉選手も同感していました。高橋選手は、「初優勝のときの表彰台から見えた景色が忘れられない。だから毎年勝ちたくなる」と鈴鹿8耐への想いを語りました。ほかにも今だから言える話が次々と出てきて、会場は終始、大盛り上がりでした。

イベント途中に“自分にとっての8耐とは?”という質問をしてみると、まず宇川さんが「良いときも悪いときもあり、まさにLIFE、人生そのものです」と回答。また、「鈴鹿は本当に特別な場所。何百回も走っていてもやっぱり特別だと思う」と語り、ライダーにとって鈴鹿8耐というレースの重要さについて話してくれました。

高橋選手からは、「Hondaが重要視しているレースだからこそ、アピールする絶好の舞台」と若手ライダーならではのハングリーなコメントが。「集大成」と答えたのは秋吉選手で、「最初はほかのライダーについていくので精一杯だったが、試行錯誤を重ねるうちに勝てるようになっていた」と、これまでの戦いを振り返りました。

昨年50歳を迎えた伊藤選手は、年齢の影響について聞かれると「全然気にしていないし、影響はない」と回答。62歳の土屋圭市さんと四輪でレースをした際に、その現役ぶりに驚き、年なんて関係ないと改めて感じたと話してくれました。レースについても、「60まで走り続けたい」と発言し、会場からは大きな拍手が上がっていました。3年ぶりに参戦する今年の鈴鹿8耐について心境を聞かれると、「若手ライダーがイケイケなので、手綱を引き締めてがんばります。表彰台を狙います」と力強いコメントが飛び出し、会場はそれに大きな拍手で応えていました。

トークショーの終盤には、サイン入りグッズをかけて選手たちとのじゃんけん大会を実施。秋吉選手のサイン入りヘルメットなど、ここでしか手に入らない品物が手に入るとあって、会場は大いに盛り上がりました。最後に、改めて選手陣から今年の鈴鹿8耐に向けての意気込みが語られ、大きな拍手と歓声の中、イベントは幕を閉じました。

※下の画像をクリックすると拡大表示されます。 画像拡大後、右クリック「画像を保存」で今回撮影した記念写真をダウンロードしていただけます。