スーパーバイク世界選手権に参戦中のニッキー・ヘイデン選手が、現地時間5月22日に逝去されました。
ニッキー・ヘイデン選手は2002年にAMAスーパーバイククラスにおいて史上最年少でチャンピオンを獲得したのち、03年にHondaのワークスチームであるRepsol Honda Teamから世界最高峰のMotoGPクラスにデビュー。05年に母国アメリカで初優勝を果たすと、翌06年には激しいタイトル争いの末、年間チャンピオンを獲得しました。
2016年からは戦いの場をスーパーバイク世界選手権へと移し、この年の鈴鹿8耐にも参戦するなど、豊富なキャリアを活かしたベテランとして今後の活躍が期待されるとともに、そのアグレッシブな走りとオープンな人柄で、みんなに愛される、素晴らしいライダーでした。
Hondaウエルカムプラザ青山では、ニッキー・ヘイデン選手がチャンピオンを獲得した06年のマシン「RC211V」を展示。氏の功績を称えるとともに、心からの感謝を表した特別展示を行っています。