初代フリードと歩み始めて、早くも11年がたちました。この間、故障など一度もなく、どんな時も元気に走ってくれました。
一方、最近の運転支援技術の進歩は目覚ましく、踏み間違えによる事故のニュースなど見るたび、世代も近く不安感じていたのも事実。これが新しいクルマを考えるきっかけでした。

11年間一緒に過ごし、日常の足だけでなく、夏休みにはぐんと遠くにだって快適に連れていってくれたフリード。持ち前の収容力で親戚親子まで一緒に出掛けたこともありました。
視界がよく、優れた直進性と固めのシートで疲れにくく、さらに愛嬌あるスマイルで思い入れのあるクルマでした。しかし、機械である以上、構成する機械部品の寿命も、そう遠くないことは間違いありませんでした。
2代目フリードのことは、某新車紹介誌を買って当初から買い換え候補として注目していました。マイナーモデルチェンジを経て大幅に安全装備が充実したことも承知していました。
そして迎えた11年目の車検の日。妻とはあらかじめ、このまま乗り続ける場合の費用次第では買い換えも選択肢というわけで、必要な装備とポディーカラーの希望順位まで決めて臨みました。
まず。このまま乗り続けるため徹底整備をした場合の費用を伺いました。そして担当営業の方には、フリード以外には候補が見つからないことを伝え、仕様、価格、納期について相談しました。
幸い、望んでいた仕様で希望のポティカラーのフリードがHonda Carsで見つかりました。
妻もクルマ大好きな息子も実車を確認し、初代から格段に良くなった車内のデザインと質感、初代から変わらぬ素晴らしい使い勝手にご満悦。新しいフリードを迎えることに全員賛成でした。

私たちの場合は、タイミングと2代目フリードのクルマとしての素晴らしさが決め手でした。
誰でも、いま乗っているクルマの車検に費用をかけるか、別のクルマに買い換えるかは迷うと思います。
私たちは初代フリードの家族のパートナーとしての使い勝手、働きぶりの良さを知っていました。だから2代目が初代の良さに磨きをかけ。そのうえでHonda SENSINGなどで大幅に進化していることにすぐ気がつきました。
2代目フリードの、このクルマとしての魅力が、購入に向け最後に背中を押してくれました。

フリードの魅力は、コンパクトで取り回し易いポディデザイン、良好な運転席からの視界、パッセンジャーに快適を約束するキャプテンシート、乗降や荷物出し入れに便利な大型スライドドア、デジタルメーターやウッド素材で洗練されたインテリア、プラズマクラスターエアコンやシートヒーターなど魅力的な装備、そしてHonda SENSINGによるドライバーの安心感だと思います。
数あるミニバンでも、こうした魅力や長所を、このプライスレンジでかなえるクルマは見当たりません。これこそ、フリードの世界だと思います。