フィット

  • フィットを終いの車と決めました

  • 車種フィット
  • タイプ/グレード
  • ニックネームラブちゃん70代以上男性大阪府
    2022年1月22日投稿
  • クルマのご購入を考えたきっかけ

    40年程前に運転免許を取得し、初めて乗ったのが中古の軽自動車でした。15、16年が過ぎた頃、ハイブリッド車として○リウスが登場しました。環境に配慮した車としてとても魅力を感じました。価格は、コンパクトカーの値段をはるかに超える高額な買い物でした。それでも、なけなしの貯金をはたいて購入しました。
    それ以来、愛車となり、15万kmを超える走行距離となりました。T社の販売員からは、そろそろ乗り換えてはどうか、と幾度も誘いがありました。しかし、プ○ウスを手放すつもりはなく、点検や整備を繰り返し、故障しないように細心の注意を払って乗り続けてきました。これまでの整備代は、相当な額になっています。愛車と無事故で過ごせたのは、幸せなことでした。この車を終の車にしようと決めていたのでした。
    ところが、2021年1月9日のことです。正月気分も抜けていない時でした。走行中に、突然信じられないことが起こったのです。持っているハンドルが、ブルブルと震え出したのです。直ぐに路肩に停めました。ハンドルの震えは間も無く収まったのですが、私の体の震えが止まりません。
    早速T社へ連絡を取りました。その間にも幾度もハンドルの震えは繰り返しました。整備士の話では、相当古い車なので、部品があるかも含めて整備には時間がかかるというのです。修理費用も、高額な見積りでした。高額な修理費を払って修理をするか、新車に乗り換えるか、二者択一を迫られました。
    修理をしても、今後さらに思わぬ故障が起こる可能性がないとは言えません。愛車も、疲れて「もう限界だ」と泣いているように感じました。そのため、愛車と共に運転を卒業し、免許の返納をしようかとも考えました。
    ○リウスに代わる愛車が見つかるとは思わないでしたが、家族が免許を返納した後の気落ちする私を心配していました。そこで、もう一度だけ愛車○リウスに代わる新車を検討することにしたのです。

  • ご購入までのエピソード・ストーリー

    元々、環境に配慮した車ということで、20年前に○ラウン並みの金額の○リウスを購入したのです。今回も、地球環境に優しい車を選ぶつもりでした。技術の進歩は、新車のどれもが燃費も良く環境に配慮されていることがわかりました。もう一つの選択条件は、安全性です。T社の担当者に、この条件に合う車を提示してもらおうと思いました。
    ところが、担当者は早速○リスと言う車を推薦したのです。燃費は最上級だし、安全装置も最高であると言うのです。T社には、他にもコンパクトカーがあるはずです。それでも○リスばかりを薦めます。この販売担当者とは、○リウスを購入した時からの長い付き合いでした。それなのに、余りにもこちらの希望を聞かず、一方的な態度を取ることに、嫌気が差してきました。今までのお付き合いは、一体何だったのでしょうか?長年の繋がりよりも、会社の方針に従って販売に専念する姿に、信頼が持てなくなりました。
    しかも、愛車○リウスの引き取りについても、情けないことを言われたのです。
    これだけ古い車になると、どこの店でも引き取らないでしょうね。でも長年のお付き合いがあるので、うちで引き取りましょう。
    とても恩着せがましい言い方です。終の車と決めて整備点検を繰り返しお願いしてきたことを知っているのに、このような言い方をされて、とても残念な、信頼が崩れる気持ちにさせられました。
    困り果てた私は、慣れないパソコンを使って、コンパクトカーを捜しました。すると、あるではありませんか。Hondaフィット。しかも、○リスとフィットを比較するサイトにも出会いました。
    販売担当者は、どうしても○リスを売りたい態度を変えません。自宅にまで試乗車を乗り付けてきました。仕方なく運転席に座って気付きました。車高が低いのです。これでは、公道に出た時視界が低く、私にはあわないように感じました。担当者に、そのことを伝えても、全く聞く耳を持たない態度に困り果てました。
    この時、○リス以外に購入の選択肢が無いT社車を購入する気持ちが失せてしまいました。
    ○リウスに代わる愛車になってくれることを期待して、Hondaフィットについて、調べてみる気持ちが起こってきました。

  • 何が購入の決め手になりましたか?

    長年世話になってきたT社と縁を切ることに、後ろめたさを感じるばかりでした。Hondaの店近くまでは行けるのですが、どうしても店内に入る勇気が持てません。
    「フィットについて話を聞くだけだ」と自分に言い聞かせて、意を決してHonda店のドアを開けました。
    「いらっしゃいませ」と言う元気な声で迎えてくれたのが、その後担当してくれたYさんでした。
    フィットに関心があることを伝えました。早速丁寧に説明をしてくれました。私が気になっている環境の問題や安全性について尋ねました。彼は嫌な顔をせずに、詳しく答えてくれました。多分しつこいくらい質問をしたと思います。疑問に思うことは全て理解したいと思ったからです。Yさんは、それらに丁寧に付き合ってくれたのでした。
    正直に、○リウスから乗り換えることや、T社の販売員と相談中であることも伝えました。○リスを強く勧められていることも話しました。
    Yさんは、きっと他社の話には返事がしにくいこともあったはずです。それでも、「T社との話がきちんと解決した後で良いからフィットの話を進めましょう。待っていますよ」と言ってくれました。決してフィットを売り込む姿勢は見せませんでした。とても紳士的な態度でした。
    その後もパソコンでフィットについて調べてみました。安全性にも細かい配慮がされていることもわかりました。試乗した時の視界も低くありません。外観も何となく穏やかに感じます。フィットは、ずっと以前から人気のある車であることは、無知な私でも知っていました。そんな人気のある車の改良車である新型フィットなら、○リウスの代わりになってくれるのではないか、これで終の車になってくれたら、と期待する気持ちも起こり始めました。
    担当者の対応に好感が持てたことや、環境安全性にも合格点が感じられたことが、決め手になりました。
    ○リウスに代わる終の車を見つけたい気持ちが、T社に対するうしろぐらさと言う気持ちも、薄らぐものでした。

  • 同じクルマを購入検討している方へのアドバイス

    乗り始めた頃に、戸惑ったことがあります。
    カーブでのハンドルさばきでは、車自体が操作してくれるのですが、自身の操作感覚と微妙な異なりがありました。ブレーキをかけるタイミングや車間の取り方にも違和感はありました。これらは、乗り慣れてくるうちに理解でき、問題がなくなります。
    また、前車へついて走るのに任せていると、誤って危うく赤信号でも進入してしまうことがわかりました。
    これは、全自動運転でないことを理解しておかなくてはならないことです。安全操作をオンにしているのか、オフ状態になっているのか常に意識しておくことです。
    新車ですから、今までとは微妙に異なる操作があるものです。乗り慣れることが大事だと思います。

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