S2000

リアルオープンスポーツの骨格

杣夫の末裔さん (30代/愛媛県)

2013年4月7日の投稿

年がら年中、環境さえ整えばハードトップを外して、オープントップで走り回っているが、やはり、桜の花が咲く頃がオープンスポーツカーに乗っていて一番気持ちが良いなと思う時節である。今年も桜並木のワインディングロードを爽快に駆け抜ける贅沢をとっくりと堪能させてもらった。

昨年からNSXのタルガトップモデルにも乗るようになったので、改めて分かったのだが、S2000のオープン専用フレームによるボディ剛性はやはり凄い。NSX-Tも緩いわけではなく、ちゃんとスポーツ走行に耐えられる剛性はでているのだが、それを強いと表現するならば、S2000のそれは頑強と表現されるレベルにある。一部媒体で、S2000ではボディ剛性が足りず、TYPE-R化は見送られたという噂も目にしたが、かなりハードに走ってもミシリとも言わず、振動の類もほぼ皆無のこの車体で足りないとは、どんな要求レベルなのかと不思議になるぐらいである。

次のオープンスポーツモデルの噂も「小型MRのガチンコ路線」などと色々耳にするようになってきた。ある意味Honda製オープンスポーツの伝道師みたいな事をやっているので、フレーム構成がどのようなエンジニアリングアプローチとなるのか注目したいと思っている。期待しております。

S2000