花冷え故にS2000クーペ
- 杣夫の末裔さん (30代/愛媛県)
2012年4月7日の投稿
この冬は寒かった。例年、晴れた冬の日中なら、S2000の空調で快適なドライブが楽しめるのだが、この冬ばかりは曇天続きも相まって、専らハードトップonのクーペ形態で過ごす事となった。
長い冬が終わり、ようやく花咲き誇る季節がやってきた。しかし、いわゆる花冷えなのかやたら寒い。S2000で近所の花見スポットを見て回っても、花見している方はまばらだった。おかげで、丹精込めて半ば鏡面仕上げにまで磨き上げた車体を、余裕を持って桜と共に収める事が出来た(もっとも、ボディが綺麗なのは製造時の塗装が良いからであるが)。
S2000の部品は長期で供給して頂けるようなので、ありがたい。ただ、純正ハードトップはもう供給が無いようなので、大切にしようと改めて思う。20kgのルーフが付く事による車両挙動の変化や、空力向上による燃費への影響など、車体構造にとって重心設計や空力設計がいかに重要かという事を体感させてくれた。ただ、硬い話し抜きで最も重宝するのは、真夏の日中にエアコンの効きが非常によろしくなる、という所なのだが、その前に、藤棚が綺麗に整う頃には、オープンで気持ちよく走りたいなと思う。