時が経っても…
- ぼたんさん (40代/埼玉県)
- (AP1)
2010年10月22日の投稿
新車購入翌年の2003年初夏の一枚、そして2010年秋の一枚です。2003年は家族持ちながらこの車の購入にOKをくれた奥さんと、2010年は車仲間2人とのツーリングでの一枚です。
場所は信州ビーナスラインから少し外れたところで、この場所を目指し期待と不安の中で峠を下っていました。ここ数年の環境破壊、ましてや今年の猛暑を思うと不安ばかりで、2003年当時の景色は期待できないと思っていました。『写真を撮るほどの事はないんだろうな〜』と…
そして目に飛び込んできた風景は…目をみはるほどの紅葉と白樺、そして青空と白い雲。感動しました。
2003年当時はフィルムカメラ、今回はデジタルカメラでの撮影になりました。世の中の機械はアナログからデジタルへ進化し、人間もそれに合わせてデジタル化している時代ですが、自然も自分も、そしてアナログ臭さの強いこの車も、アナログのまま進化していないんだな〜と、そんな感覚になりました。でも、それでいいんです。変わるべきものは変わって、変わらなくても良いものはそのままが一番なんだと思います。
7年後、またこの地を訪れてみたいと思います。その時、自然と自分とこの車がどうなっているのか? やはり変わらないでいられればいいなと思います。でも無理かな。50歳間近の自分は、その時は57歳。もうヨボヨボになって、重いクラッチやシフトノブと戦っているんだと思います。
奥さまはどうなっているのか?ツーリング前夜は興奮して眠れないと言っている自称ナイーブな友人は?ツーリング当日に雨を呼び込む得意技をもっている友人は?それぞれどうなっているんだろう…
最後に、いつもお世話になっている旧ベルノの営業さん、そしてサービスの皆さんへ。今後も長く車両のメンテナンスをお願いする事になると思いますので、どうぞよろしくお願いします。